概要
今回紹介するのは”A2A SIMULATIONS – C172 TRAINER”だ。
※本記事の初版は2016年2月2日となる。
製品の種類
大きく分けて3つの製品が用意されている。
またその他にアカデミック用等も別途存在しているが、購入時は各ラインナップ共にライセンスの内容を必ず確認しよう。
- Prepar3D用(執筆時点のインストーラでv1/v2/v3)
“PROFESSIONAL” - FSX用
“ENTERTAINMENT “ - FSX用・Prepar3D用両セット
“PRO BUNDLE”
動画
製品のオフィシャル動画はこちらとなる。
いかに本物の機体を意識してA2Aが本アドオンを開発したか理解できる内容だ。
筆者がワルシャワ市街地を飛行した動画がこちらだ。
とにかく軽い。筆者の環境で一番重い部類の空港でもメモリの使用量も少なく思わずautogenの設定を上げてしまったほどだ。
本アドオンの特徴
下記のようなものがあげられるだろう。
- もっとも有名な練習機
- シミュレーションエンジン”Accu-sim”を搭載したリアルな挙動
- プロペラシミュレーション
- 商用飛行パイロットの訓練とエンターテイメントの両方に使えるように設計
※使用しているエディションのEULAにより条件は異なる。 - その他
※製品のオフィシャル動画と販売先の製品説明で確認
チュートリアル
A2AのyoutubeチャンネルではC172のチュートリアルが多数用意されている。
どれもわかりやすいのでお勧めだ。
インストール
筆者はPrepar3D用を所有しているが、下記のような注意が表示された。
- 機体データとAccu-Simがインストールされる
- A2Aの他機種を既にインストールする場合はAccuSimのアップデートをすること
- ランディングライトの地上への投影(負荷の増加防止)
- Automixtureの設定をシミュレータ上でオフにする指示
最後に
FSXのデフォルト機と見た目は似ていても別物。自宅で本格的に軽飛行機の操縦をしてみたい人は本アドオンを利用してみよう。
地表を走行したり、着地した時の挙動ひとつとっても「今後はこの機体に乗ろう」と思わせるほどの出来だ。
そして実際のコックピットで操縦してみたい方は、こちらの記事を読んでみてほしい。