概要
今回は2020年10月29日(日本時間)にリリースされたロッキードマーチン社(LM社)のPrepar3D v5.1について解説する。Prepar3D v5.Xの総合情報はその1を確認いただきたい。
本記事では差分情報について記載する。
※初版は2020年10月29日となる。
※2021年3月16日 HotFix1について追記
Prepar3D v5.1では何が変わった?
詳細はオフィシャルの情報を確認いただきたいが、筆者が注目した点について下記にピックアップし記載する。
全体としては多数のバグフィックスや細かい改善がなされている。特段、絶対に必要なアドオンが動作しないといった情報が無い限りはアップデートすることが望ましい。
- Enhanced Atmosphericsが正式版になり、デフォルトで有効となった。
- ゲージとパネル、およびシナリオオブジェクトのコンテンツは、HTML5とJava Scriptで製作できるようになった。
- マルチプレイヤー用サーバのレンダリングを無効にできるようになった。
※動作未確認だが、AzureやAWSといったクラウドIaaSサーバ上で動かしやすくなるはずである。 - HDRへの自動露出と、必要に応じて無効にする機能が追加された。
- 空や気象の描画が改善された。
- F-35AとF-16CのVR用バリエーションが追加された。
- F-35Cの多くの修正で、固定発射アシストとテールフックアタッチポイント、ホイール接触ポイント等空母運用の面で改善がされた。
- 多くの都市や空港が修正された。
最後に
特に古いバージョンを利用する理由がなければ、安定度も高いこのバージョンはお勧めだ。なお執筆時点ではさらに修正されたPrepar3D v5.1 HotFix1がリリースされている。