概要
今回は紹介するアドオンは、DRZEWIECKI DESIGN – WARSAW CITY Xだ。
FSXとPrepar3Dに対応している。FS2004用は別製品としてリリースされている。
ワルシャワ市街地
本アドオンは、ポーランドの首都ワルシャワ市を収録したアドオンだ。
DRZEWIECKI DESIGNは高品位なアドオンを多数リリースしているチームで今更説明はいらないだろう。
そのDRZEWIECKI DESIGNが本拠地としているポーランドの首都がこのアドオンの舞台だ。
同チームは米国のマイアミやニューヨーク市のアドオンも出しているので、ご存知の方も多いと思う。
一言でいうならば
まずはこのページのスクリーンショットをクリックして、拡大された画像を見ていただきたい。
「日本よ。これがフライトシミュレータであり、VFRで飛ぶならワルシャワだ!」
という言葉がピッタリかもしれない。
ftx Vectorを入れている場合は、道のデータもほぼ正確で、大量の車がこの街並みの道路を走るようになるし、ftx Tree HDを入れている場合は街中の木々もよりリアルに見えるだろう。
ワルシャワ・ショパン空港との関係
別々の製品ではあるが、空港アドオン その23 「ワルシャワ・ショパン空港」とセットで利用してよりアドオンとしての価値が高まるといっても過言ではないだろう。
これは両アドオンを導入した状態で、同空港から市街地に向かってキャプチャした画像だ。
なお本市街地アドオンには、ワルシャワ・ショパン空港以外にも小さいものを含めると簡易的なものを含めて10近くの空港が収録されている。軽飛行機で飛び回るにはちょうど良いかもしけない。
実際に録画した動画
筆者が実際に飛んでみた動画がこちらだ。設定は少し下げてある状態だ。
注意
ワルシャワ・ショパン空港とワルシャワシティXを導入している場合、もしくは前者だけでもかなりメモリを消費する。そのためAutogenで木を表示する場合は、特にFSXでは設定を下げる必要がある。
また、orbxのftxシリーズやREX4等でメモリを多く使う状態になっている人は、Autogenの設定が大きめになっていると、Prepar3D v2では珍しくOOMの状態となってダウンしてしまう。
執筆時点ではPrepar3Dv2であったので、動画では少し設定を下げている。
後ろでなっているピロンという音はまさにOOM関連のメッセージボックスである。
最後に
現在、最もVFRを楽しめる市街地アドオンはワルシャワ市付近と言っても過言ではない。
PCの環境や、チューニングに自信がある人にはお勧めだ。
爽快感がすさまじい。
ドイツやバルト三国、モスクワにもそう遠くないので、この2年でリリースされたメジャーな東欧アドオンの空港にも近い。お勧めだ。