概要
今回紹介するのはIRIS Airforce Series – Battlefield Airlifterだ。
機体はC-27Jとなる。
アドオンについて
本アドオンはIRIS Simulationsが販売しているものだ。
ライセンスとしては下記の2種類が販売されている。
simMarketで購入する場合は別製品扱いなので注意が必要だ。
インストーラ自体はPrepar3D用は同シミュレータを認識するが、FSXは認識しなかった。
simMarketで両方「同時に」購入した場合は、3ユーロ程度足すだけで両方が入手可能だ。
C-27Jとは?
アレーニア・アエロナウティカ社が開発・製造する中型軍用輸送機で、エンジンとアビオニクスはロッキード・マーティンのC-130Jのものを流用しているとのことだ。
イタリアの会社ではあるのだが、アメリカ軍や沿岸警備隊を含む各国で利用されている機体だ。
詳細はwikipediaをご確認いただきたい。
動画
今回も例にもれず、とりあえず飛行してみた動画がこちらだ。
場所はAEROSOFTのオスロ空港を利用している。FTX Norway等が大量に組み込まれているがFPSは高いまま維持している。そのため機体の計算負荷は低いものと考えれる。
見た目についてもPrepar3Dv2.5で見る限りは綺麗だ。
ここに注目 その1
ターボプロップエンジンを搭載しているが、機体を停止している状態からエンジンを始動する時の動き心地よく回転しワクワクできる。動画内にもあるが一度体験してみてほしい。
ここに注目 その2
新しい世代の輸送機であるため、アビオニクスが新しめだ。
またヘッドアップディスフレイも装備している。
オーバーヘッドパネルは7割型が操作できる。ポンプ等は1つ1つ操作が可能だ。
利用頻度が少ないものだけクリックできないと考えても問題ないだろう。
ここに注目 その3
コパイロットが手の込んだ作りになっており、コックピット内に華がある。
ちなみに機体視点では、キャプテンも女性になっていた。
ここに注目 その4
ペデスタルも作りこまれている。PMDGやAEROSOFT AIRBUSほどではないが、軽く飛びたい時に使えるものが概ね実装されているようである。
最後に
本製品のPrepar3D版では購入サイトにはPrepar3Dで利用可能としか書いていないのだが、インストーラ上ではAcademic Use Onlyの文字が書かれていた。
IRISに「私はNot Academicだけれども」と確認の問い合わせを行ったところ、利用は問題が無いようだ。筆者は問い合わせを行ったが必要であれば各自の判断で利用して頂きたい。
※EULA(契約書)ではなく、相手側のDisclaimer(責任否認)への同意だからだろうか。
本アドオンは、Prepar3Dで利用できる数少ない軍用輸送機のアドオンだ。
またヘッドアップディスプレイが利用できる点も大きなポイントだろう。そういった機体に興味ある方にはお勧めだ。