概要
今回は紹介する空港アドオンは、FLYTAMPA – SYDNEYだ。
FSX及びPrepar3Dに対応している。2015年6月にリリースされた空港アドオンだ。
※今回のレビューはPrepar3D v2.5でキャプチャした。
シドニー(キングスフォード・スミス)国際空港
オーストラリアを代表する都市シドニーの国際空港だ。カンタスの主要なハブ空港である。
海沿いの面したこの空港は、滑走路が計3本あり全てILSに対応している。
場所はGoogle Mapで参照してみよう。
今回紹介する製品のプロモーションビデオはこちらだ。
実際に録画した動画
空港全体の景色や実際に筆者が飛行して撮影した動画がこちらとなる。
同じくFlytampaのコペンハーゲンやトロントと同様に地表に建物の多くが表示されていてもFPSは高めに推移する。
動画では出しすぎたせいか、少しスタッターが発生しているがそれでも高めといっても問題ないだろう。
また、PMDG B777で着陸した動画がこちらだ。タワーから見た景色も素晴らしい。
ここに注目1
空港のみならず、周辺の街並みの作りこみがなされている。
高速道路や、看板等、目立つものはとにかく実装されていると言ってよい。
そんな中でも、重い機体でなければFPSはこんなに高めに推移する。
Autogenを有効活用しているようなので、Prepar3Dを利用している人は特に木の描写負担は少ないだろう。
比較的平坦な大地に木々が生い茂る街並みが広がり、中心街まで見渡せる。
orbx FTXシリーズのアドオンとも良好にマッチしている。
ここに注目2
周辺道路を綺麗に車が走る。本当の街中のようだ。
交差点のオーストラリアの国旗ははためいている。
ここに注目3
空港設備ももちろんFlytampaの他空港アドオンと同様に作りこまれている。
あえて見えにくい、空港玄関の屋根の下の車等は今回は省いているようだ。
敷地内にはカンタスのB747が駐機していたりもする。
ここに注目4
例によって最近リリース・アップデートされた空港と同一の設定ツールを利用できる。
この画面はデフォルトの設定だ。筆者が面白いと思ったのは3D People(Ramp)だ。
飛行場内にいる人々はデフォルトでオフとなっているが、なんと漁師・釣り人はオンとなっている。
今回確認はできていないが離着陸する時の海岸沿いに注目するといるのかもしれない。
このあたりは他社のアドオンでも見られる項目だ。
最後に
FLYTAMPA – SYDNEYは、オーストラリアの経済に中心地と港を眺めながら飛行できる景色の綺麗な空港だ。近隣の高精細な空港が他社を含めて少ないが本空港を離着陸する分には十分に見ごたえのあるアドオンとなっている。