概要
今回紹介するアドオンはDRZEWIECKI DESIGNがリリースしている”SEATTLE AIRPORTS X”と”SEATTLE CITY X”の2本だ。
執筆時点では、FSX、Prepar3Dv1/v2/v3/v4に対応している。
※本記事初版は2018年3月18日となる。
※2018年4月30日 シアトル・タコマ国際空港と両製品のアップデートについて追記。
2本の内訳は?
今回は2本が同時にリリースされている。
- SEATTLE AIRPORTS X
ボーイング社の拠点となるペインフィールド(KPAE)やキング郡国際空港(ボーイングフィールド: KBFI)、レントン市営空港(KRNT)等、シアトル周辺の空港が収録されている。シアトル・タコマ国際空港は初期リリースでは含まれていなかったが2018年4月28日v1.1が予告通り有償リリースされ収録された。simMarketでの購入して既に所有している場合は12ユーロでアップデート可能だ。本記事のリンク先はv1.1以降のものに改版している。
- SEATTLE CITY X
シアトル市周辺を収録したアドオンとなる。マウントレーニアも2mメッシュで含まれていたり、2000個のカスタムビルディングも含まれている。DRZEWIECKI DESIGNのものだけでなくTaxi2Gateのシアトル・タコマ国際空港との併用も可能とアナウンスされている。こちらはSEATTLE AIRPORTS X v1.1リリースの際に同時に更新されたが無償で新しいものにアップデート可能だ。
今回の記事は2本を入れた状態での紹介となる。2本で50ユーロ程度なので、両方入れるのが相性的にも良いだろう。
全体の特徴(ペインフィールド)
広大な敷地に作りたての航空機が並ぶ。
工場付近からの視点はこちら。敷地の広さが伝わるだろうか。
お馴染みの、引き渡し時に利用される建物も存在する。
中から見た景色はまさに「見た事のある景色」そのものだ。
従業員用の車なども多数存在するが、筆者のアドオンを多量に導入した環境でもPMDG B777をロードした状態で50FPS前後と実は軽い。
発売前から話題となっていた工場エリアもこのように作り込まれている。
必要の有無はさておき工場内を見学可能だ。
空輸で運ばれてくる機体のエリアも存在する。
全体の特徴(キング郡国際空港: ボーイングフィールド)
シアトル市からも近いこの空港は、テストを主に実施する空港だ。
周辺はこのようになってる。雰囲気は抜群だ。
空港内も航空関連のニュースや雑誌で見る景色そのものだ。
全体の特徴(シアトル市)
中心地以外に郊外のゴルフ場や港、鉄道などが作られている。
中心地にはスタジアムもある。
シアトルと言えばこちら、スペースニードル。
ボーイングフィールドと市の間はこのような景色だ。離着陸する時の景色は十分に気分を盛り上げてくれるだろう。
全体の特徴(シアトル タコマ国際空港)
v1.1からの12ユーロでのアップデート価値が十分に感じられる仕上がりだ。
統合製品は簡易な作りになることも多い中、単品の製品と同等といっても良い出来だ。
“SEATTLE CITY X”との相性はもちろん抜群だ。空港側がv1.1になった際にアップデートがされた。
空港周りの街の作りはこの通り最高である。
オプション
インストール時のオプションは下記のようになっている。
空港は他社アドオンとの組み合わせを考慮して、適宜オフにするとよいだろう。V1.1ではシアトル タコマ国際空港(KSEA)が追加可能となる。
City Xの方はメモリ容量等気にしなければ、この設定で良いと考える。
綺麗な方が良いだろう。
最後に
ボーイングの拠点ということで興味がある方も多いと思う。これらはPrepar3D v4で動作させる限りはFPSも軽めなのでお薦めのアドオンセットだ。