概要
今回は紹介する機体アドオンは、2017年10月にリリースされたFlight Sim Labsの”A320-X”だ。
FAQ等は「Flight Sim Labs – A320-X その1 共通編」を参照のこと。
※本記事の初版は2017年10月22日となる。
※2020年7月23日 現在の状況に合わせて改版。
A320X (P3Dv4)-とは?
6月にリリースされたPrepar3D v4だが、FSLabsとAEROSOFT双方のエアバスが全く利用できない状態が続いていた。
4か月が経過してリリースされたのが、このFSLabs A320XのPrepar3D v4対応版(64bit)だ。
Prepar3D v3やFSXでは最大利用可能メモリの問題で他アドオンと組み合わせた際、頻繁にメモリ不足となっていたが、自由なメモリ空間が増えたためこれらが利用できるようになった。
結果この動画のような環境でもスムーズに動作する。
※動画は筆者環境で撮影したもの。
今回は機体バージョンがv2となっており、様々な改良も行われている。
まずコックピット内が高精細に変わった点が大きな変化だろう。
そしてFSLSpotlightsも今回期待のバージョンアップに合わせてv2.0に変わっている。
機内音声も追加された要素だ。
アナウンスの他、PTU(Power Transfer Unit)のサウンドも再生されるようになった。
犬の鳴き声に似ている事で航空ファンの間では有名なあの音だ。
その他MCDU関連など操縦に関する点も改良されているので、アップグレードしない理由はないと言えるだろう。
Prepar3D v4対応版へのアップデート方法
執筆時点(2017年10月22日)では、Prepar3Dv3対応版を所有している場合は無償でアップデートできる。
購入と同じ方法となるが、“P3D v3 to 4 free upgrade”をクリックすればよい。
そこで現在の購入情報の入力を求められる。
購入画面ではクーポンコードで定価分が値引かれ、下記のように無償と同等になる。
Prepar3D v4.2対応
リリースされて5か月ほど経過したが、Prepar3D v4.2対応としてリリースされたビルドでは多数のバグフィックスや機能拡張がされている。アップデートをしない理由が無いといえるほどのものだ。また一部設定にかかわるメニューも増えている。
初期リリース版では大きなセキュリティの問題を抱えているので、2月19日以降に公開されたバージョンを利用しよう。
その他、日本語環境での動作なども改善されている。
※筆者の場合は他アドオンの関連もありWindowsは英語モードを一部使用している。
Prepar3D v5.x対応
当該記事を参考にすること。
最後に
FSX/Prepar3D系では、最も再現度が高いと評価の高い本アドオン。
ぜひ利用してみよう。