概要
今回紹介するアドオンはVIDAN DESIGNがリリースしている「BILLUND X」だ。
執筆時点で、FSX、FSX Steam版、Prepar3D v3に対応している。
※本記事初版は2017年3月12日となる。
※2017年4月24日 動画を追加
ビルン空港とは?
デンマーク第二の国際空港である。
一番目、デンマークのみならず北欧一位のコペンハーゲンだ。
こちらは本シリーズでも空港アドオン その10 「デンマーク・コペンハーゲン」として紹介している。
本空港で象徴的なのは、ビルン空港の側にLEGOテーマパーク「レゴランドデンマーク」があることだ。
滑走路は、3100mの滑走路が1本となっている。
空港の場所はこちらだ。
動画
筆者の環境で、実際に空港周辺を飛行してみた動画がこちらだ。
空港の周りの景色が、上位に入るクラスの綺麗さであることが伝わるだろうか?
全体の特徴
制作しているVidan Designは、2006年からフリーウェアを含めて活動をしてきたデンマークのチームだ。
近年は有償のクオリティの高い製品を複数リリースしている。
ではアドオンを見てみよう。まずは空港全体だ。
大きな町は近くになく、平地で構成されている。手前がターミナル。奥がカーゴのエリアだ。
レゴのための空港とも言われる本空港の特徴であるレゴワールドは、カーゴエリアの近くにある。
まずは空港ビルから。
滑走路が一本の空港の中では大きめだ。近くにあるビルはホテルだ。
カーゴエリアはこちら。右側後方にレゴワールドがある。
空からだと、一般的な空港アドオンに見えるが、ランプを一度見ると感想が変わってくる。
兎にも角にも精彩に作られている。
こういったものもモデリングが一つ一つ、細かい角までモデリングされているのだ。
ただし、空港ビルディング内はテクスチャで済ませている。
これは各開発チームによって、考え方が分かれているところだ。
空港ビルディング入り口付近の全景はこの通り。
大型トラックのシミュレータ画面と言っても信じてもらえそうな細かさだ。
このままアバターが歩いても違和感がないだろう。
空港の駐車場はというと、遠い場所はテクスチャの解像度やモデリングの精度が落としてある。適材適所と言った形だ。
夜景
夜景も綺麗だ。
近くから見た場合は、このようになる。
インストール
インストールは3段階で行われる。最初は空港自体の導入だ。
次にボーディングブリッヂ(Jetways)。
これはインストーラの指示通り、デフォルトの”C:\ProgramData\”のままにすること。
それからSODEのインストールが行われる。
最後に
前述のコペンハーゲンやノルウェー・オスロ空港も良作であるし、FTXの北ドイツ、ノルウエーを持っている場合、この「BILLUND X」は飛行先としてちょうど良いのではないだろうか?