概要
今回紹介するアドオンは、AEROSOFTの「SVALBARD-LONG YEAR X」だ。
本アドオンは執筆時点ではFSXとPrepar3D v2、v3に対応している。
2015年8月に販売が開始されたアドオンである。2013年末から続くAEROSOFTのノルウェー空港シリーズの一つだ。
※本記事初版は2015年11月27日となる。
空港について
本空港はノルウェーの世界種子貯蔵庫で有名なスヴァールバル諸島にある空港である。
世界で最も北にあるスケジュールフライトがある空港だ。実際の場所はGoogle Earthで確認をするとわかるが、新千歳や稚内よりも30度近く緯度が北にある。
約2500mの滑走路1本を持っている。JustPlanesのブルーレイで見たことがある人もいるだろう。
※本動画は、同ブルーレイのオフィシャルの予告編だ。
動画
製品紹介のオフィシャルの動画がこちらだ。昼や夜。夏、冬。それぞれの表現がよくなされているのがわかる。
また高い位置から見るとフォトリアルなテクスチャが広範囲で使われているのが確認できるだろう。
注目するところ
周りに細かいオブジェクトが無いせいもあるが、Prepar3Dv3で利用する限りはかなり動作が軽い空港となっている。
山ばかりでそう見えないかもしれないが、実は1.8GBもある大容量アドオンだ。
シンプルでいて、遠くから見た景色は雰囲気が抜群である。
では空港のスタティックオブジェクトから。
車両は積載されているバッグまで再現されている。
小さい空港ではあるが、航空機も数機が駐機している状態だ。
これらが遠地の空港の見た目を盛り上げてくれる。
空港の建物。待合室は定番の透明なガラスで透けているが、乗客も作り込まれている。
突っ立っているだけの空港アドオンも多い中、本アドオンではある意味リアルな情景が描かれている。妊婦からお姉さん、子供のしぐさまで再現されているのだ。
設定ツール
比較的シンプルな空港であるため、設定項目は少ないがオプションツールが用意されている。
最後に
これまで何度かAEROSOFTのノルウェーの空港シリーズとFTXのノルウェーを紹介したが、特にこの空港は異色のアドオンだ。
ノルウェーの空港から飛行してみるのも面白いのではないだろうか?