概要
今回は紹介する空港アドオンは、2014年12月にリリースされたばかりのDIGITAL DESIGN ULLI ST. PETERSBURG X ULLIだ。FSX及びPrepar3Dに対応している。本製品のV2からPrepar3D v3に対応した。
※初版2014/12/7となる。
※2016/5/2 V2リリースに合わせ、後半にV2の記事を追記した。
プルコヴォ空港とは?
ロシアの第二の都市サンクトペテルブルグの空港だ。
同都市はロシア帝国時代には首都であったこともあり、宮殿などが有名だ。
ソビエト時代は「レニングラード」と呼ばれた都市だ。
40代以上の方であれば、その名前であれば知っているという人も多いだろう。
詳しくはwikipediaを参照いただきたい。
※今回の画像と動画は、FSXではなくPrepar3D上で撮影した。
場所はGoogle Mapで参照してみよう。
本アドオンは?
DIGITAL DESIGNによる最初の作品となる。
今年は、モスクワの2大空港が2社からリリースされたが、それ続くロシアの代表的な空港だ。
本アドオンのサイズはインストーラが4GB程度となっており、かなり大きい。
空港に配置されている各オブジェクトも詳細まで作りこまれているのが分かる。
※容量と作りこみは必ずしも比例しないが。
冬といえばロシア!という方もいるだろう。このアドオンは本当に冬が良く似合う。
駐機場の氷の具合もほどよくテクスチャが作られているのだ。
駐機場、滑走路側だけでなく外の空港設備も綺麗に作られている。
今年のアドオンの特徴とも言えるが、利用するPCのパフォーマンスが上がっているからだろうか。
絶対に飛行機から見えない場所(屋根の下等)にも車が配置されていたりする。
今度は、周辺地域を見てみよう。
かなり遠くまで建物が配置されている。
アプローチや離陸の際に見える景色も雰囲気を盛り上げてくれるだろう。
動画
今回はランウェイ10Lに着陸をしてみた。
フィンランド湾沿いを飛行していくが、ドイツやノルウェー、モスクワ等、今年リリースされた空港から短い時間で飛べるお勧めの空港だ。景色も素晴らしい。
V2のリリース
製品がリリースされてから1年半しか経過していないが、V2がリリースされた。
simMarketでV1を購入している場合は、10.5ユーロほどでアップデート可能だ。
アップデートの項目は下記の通り。
- 古いターミナルのアップデート
- 新しいAFCADデータ
- 新しい地上マーキング
- ライト・テクスチャの向上
- SODE 1.3.2のサポート
- 新しい建物の追加
- タキシーライトの向上
- マイナーなフィックス
- Prepar3Dv3のサポート
本製品のAutogenの他、FTX OpenLC等を合わせるとこのような街並みになる。
最後に
本アドオンはロシアの空港では、モスクワのUUDDと甲乙つけがたい製品だ。
画像からも分かるようにAutogenを上げると、サンクトペテルブルグの街並みが遠くまで現れてくる。
天気がいい日はぜひ飛んでみよう。
FAQ
Q: 建物の屋根が表示されない
A: こちらの記事を参照しよう。SODEが正しく動いていない可能性がある。