概要
本記事では、AEROSOFT – A320 FAMILY PROFESSIONAL シリーズについて記載する。
※初版は2019年2月24日となる。
AEROSOFT エアバスは定番
現在ではFSLabsのエアバスのようなより深く回路レベルまで作り込まれたアドオンも存在するが、本アドオンのシリーズでは下記のような点で人気がある。
- 実機に近いオペレーションができる。
FSLabsのエアバスと比べると多少簡易な部分はあるが、実機のプロシージャーに沿って飛行が可能だ。価格も踏まえると十分すぎる再現度だ。 - 初心者を補助する機能がある。
コパイロットがチェックリスト等を自動的に処理してくれ、音声で再現される。 - FS2Crew: Aerosoft Airbus Proと連携できる。
声でコパイロットと会話をすることができる。これはFSLabsのエアバスでは執筆時点で出来ない機能だ。
以前の掲載したB737NGのものとなるが、本動画のような動作をする。多少発音が悪くても設定を正しく行えば英語で認識ができる。https://youtu.be/LIl0WFwlue4 - マルチクルーで飛行できる。
こちらもFSLabsのエアバスでは執筆時点で出来ない機能だ。他のフライトシミュレータと接続を行い、キャプテンとコパイロットに分かれて作業を分担して飛行ができる。インターネットを経由して2人で飛行が可能という事だ。今回からはセッション方式が採用され、以前のバージョンのような細かい設定が必要なくなった。必要なのはセッションを作成すること、接続することの2点だけだ。機会があれば改めて解説を行う。
※仕組みは異なるが、雰囲気は過去の記事を参照して頂きたい。 - カメラ切り替え機能がある。
マウスでカメラを切り替えることができるため、オーバーヘッドパネルやMCDUを簡単に参照が可能だ。
※詳細にカメラを扱いたい場合は、Ezdokcamを使用している方も多い。
製品種別
今回紹介した4機種を同梱したバンドル版の他に、A318/A319、A320/321の2機体ずつのセット売りもされいる。
simMarketで過去のAEROSOFTエアバスを購入している場合は、アップデート価格で購入できるサービスも執筆時点ではあるので、参考にして頂きたい。
動画
オフィシャルのプロモーションビデオはこちらだ。
詳細
コックピット。前バージョンと比べて見た目が精細になっている。またカメラ切り替え機能は以前と同様に左上に表示されている。
ペデスタル付近。
コックヒット後方から。
フロントのパネル付近。
機体はこの通り。ペイントはインストール状態で複数用意されている。
最後に
既存のAEROSOFTエアバスユーザーも、AEROSOFT – A320 FAMILY PROFESSIONAL シリーズには是非アップデートして利用しよう。進化を体験できるはずだ。