概要
今回紹介するアドオンはFTXシリーズでお馴染み。ORBXがリリースしている「LOWI INNSBRUCK AIRPORT」だ。
執筆時点で、FSX、FST Steam版、Prepar3D v1/v2/v3に対応している。
※本記事初版は2017年4月2日となる。
最も熱いアドオン激戦区
2016年11月に書いた、空港アドオン その56 「インスブルック空港 Justsim版」に記載した通り、2016年後半より、激戦区である空港がこちらインスブルック空港だ。
激戦の詳細は前回記事を確認いただきたいが、約1年の間に最終的に3社からリリースされる見込みだ。
筆者が2017年4月2日時点でアンケートをTwitterでとってみたのがこちらだ。
選択の参考にしていただきたい。
【質問】インスブルック空港の感想教えてください。
持っていなくても良いです。感想です。— ZEPHYR RU(ゼファー・ル) (@ZEPHYR_SLS) 2017年4月2日
インスブルック空港とは?
オーストリアにある空港だ。詳細は前回記事を確認いただきたい。
動画
試しに筆者が飛行してみたのがこちらだ。
FPSが高めに推移していることが分かる。
なお、筆者環境では当空港付近でのメモリ使用量が多いため、FSLabsのエアバスでは出現できなかった。
全体の特徴
全体を見てみよう。本アドオンでは、駐機されているスタティックの機体が多めであることが分かる。
格納庫付近も同様だ。
それに加えて、ジェネアビ用のエプロンも豊富に駐機している。
カバーがかけられている機体もあるので、運用されている空港感がよく出ている。
今度はエプロン内のオブジェクトを見てみよう。
このアドオンでは滑走路が1つかなく、駐機できる機体も少ない。
その分、地上のオブジェクトが多めに配置されているのも、特徴だ。
ところ狭しと荷物類や職員が再現されている。またその多くはアニメーションをする。
車両のテクスチャもやりすぎなぐらい高精細なテクスチャだ。
木やタンク、ごみ箱等「これでもか」というぐらいジオラマのように作られている。
ガラス製の階段なども丁寧な作りだ。
デッキ上の人にも注目なのだが、その下の透明なガラスに注目。
汚れ具合が、リアルに製作されている。
ターミナル前の駐車場。最近の空港アドオンの例にもれず、車は多数配置されている。
そして立体駐車場。本来、こういったところは控えめなテクスチャになるが、風が通る網目状の素材の広告が再現されている。
これは他のアドオンでは少ないリアルな表現だ。
空港から街を見た状態だ。この上をアプローチしていき、着陸するとyoutubeなどでお馴染みの景色が見える。
なお、街の中にはヘリポートやスキーのジャンプ台なども配置されている。
こちらは病院のヘリポートであろうか、ストレッチャーと待機する職員がいる。
街の中心地には駅が存在する。この車両の数も各社アドオンの中では随一だ。
空港からは離れているので、建物類はボックス上のものが配置されているだけだが、「空から見えてしまう部分」を集中的に細かく作っていることが分かる。
最後に
さて。もう一社からリリースされるのを待つか、それともリリースされた2社から選ぶかはあなた次第だ。
どちらにしても、この空港は離着陸が面白く、景色が綺麗だ飛行する際、人気空港であるのは間違いない。