空港アドオン その61 「ハンブルク空港 JUSTSIM版」

概要

今回紹介するアドオンはJUSTSIMがリリースしている 「HAMBURG AIRPORT – HELMUT SCHMIDT」だ。
執筆時点で、FSX SP2、Prepar3D v2.5とv3.X他に対応している。
※本記事初版は2017年3月5日となる。
※2017年6月11日 Prepar3D v4対応版へリンク変更

 

ハンブルク空港とは?

ドイツで最も歴史が長い空港で、現在はドイツで4番目の規模を誇る空港だ。
日本からの乗り入れもあり、国内でも名の知れた空港の1つである。
滑走路が3000m以上の滑走路が2本ある。

空港の場所はこちらだ。

なおエルベ川を挟んで反対側にある空港は、ハンブルク フィンケンヴェルダー空港だ。
同空港はエアバス社のハンブルク工場と接している。

 

動画

本アドオンのオフィシャル動画がこちらだ。

 

全体の特徴

全景から。南を見渡すと、ハンブルク市の街並みとエルベ川が見える。

“ORBX Germany North”・”FTX Global Vector”・”FTX Global openLC Europe”と互換性があると製品紹介で書かれているが、筆者がこの空港を選んで理由これだ。
全て持っているからに他ならない。

イングランドやノルウェーと同じく、地上を含めて綺麗な景色を楽しめるからだ。

例にもれず、高速道路沿いにある大空港だ。

本アドオンでは地上のテクスチャは、Airbus Defence and Space社からライセンスされた衛星写真を利用している。
Autogenで建物を多く表示しなくても、着陸直前以外は地上の景色も綺麗に見えるだろう。

ゲートに機体を配置した状態。地上のテクスチャは標準的なテクスチャだ。

今回注目したのが、ボーディングブリッヂだ。

元の空港が綺麗なデザインということもあるが、色合いやガラス、細かい線の作り込みが良い。
コックピットからもよく見える場所なので、注目に値する。

エプロン内の車両やライトは、平均レベルと言っていいだろう。

FTX North Germanyを所有している場合

デフォルトでインストールしたものは、”FTX Global + openLC”に対応したものが導入される。
もしFTX Germany Northを導入している場合は、”<FSX/P3D>/simmarket/JustSim-
EDDH/doc”内にある該当ファイルを”<FSX/P3D</simmarket/JustSim-EDDH/data/
scenery”に上書きしてやる必要がある。

ファイルは下記の2種類がある。いつでも相互に戻すことができるようになっている。

  • For default or FTX OpenLC
    デフォルト用。
  • For ORBX Germany North
    ORBXのFTX北ドイツを所有している場合。

 

アップデート

この空港は現在も建築・改良中であるが、製品紹介によると、リリースから少なくとも2年間はフリーアップデート対象のようだ。こちらも重要な点だろう。

 

最後に

今回紹介した「HAMBURG AIRPORT – HELMUT SCHMIDT」は、ヨーロッパの中心地にあり、各国とも飛行しやすいのでお薦めだ。

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