概要
今回紹介するアドオンは、JUSTSIMがリリースしている「NICE COTE D’AZUR AIRPORT」だ。
執筆時点で、FSX、Prepar3D v2.5及びv3.xに対応している。
※本記事初版は2016年9月4日となる。
※2017年6月11日 Prepar3D v4対応版へリンク変更
コート・ダジュール空港とは?
フランス南部に位置する海岸コートダジュールの町、ニースに位置するフランスで3番目に利用客の多い空港だ。2500mと2900mの滑走路が平行して配置されている。
空港の場所はこちらだ。
動画
オフィシャルの動画はこちらとなる。
全体の特徴
まずはこれを見ていただきたい。
ftx OpenLC EU等も導入している状態だが、ランウェイ22R及び22Lへ着陸する際に見ることになる街並みと海岸だ。
今年7月にリリースされたばかりのアドオンではあるが、筆者が知る限りこれほど綺麗な着陸時の風景を持つ空港アドオンは数えるほどしかない。
ORBX Cityscape Cote d’Azurにも対応しているとのことだが、筆者は持っていないので比較できないが無くてもこれだけの景色が展開される。
建物自体のモデリングはポリゴンは少なめだ。
大きめの空港であるからこそ総ポリゴン数を減らしているのかもしれないが、全体としては綺麗にまとまっている。
無題にポリゴンが増えて重くなってもしょうがないので、こういう作りなのだと考える。
実際、筆者の環境ではゲートにつけた状態のPMDG B777でも25FPS程度でている。
地上の車両などはバスなどが常に走行している。
周囲の関連する建物は程よい距離で見る限りはよくできている。
しかし近づくとかなりシンプルに作ってある。
ボーディングブリッジも流行りの透明なガラスはそのまま再現しているが、ポリゴン数は決して高くない。無理に細かく作成して飛行に影響を与えないための配慮だろう。
滑走路やタキシーウェイのテクスチャは解像度が高めだ。
高い場所からも綺麗にハッキリとマーキングを見ることができる。
ランプも同様だ。舗装の色の違いも含めて、ここまで作られている。
最後に
JUSTSIMは小中規模の空港をリリースしてきていたが、遂に規模が大きめの空港をリリースしてきた。
元々空港周辺の景色の製作がうまい印象であったが、今回は見事に良いレベル感のアドオンが完成したと言えるだろう。
5年前にリリースされたAEROSOFTのコートダジュールを持っている方々にもお勧めできるアドオンだと言える。
シムマからこのコート・ダジュール空港がアップデートされた旨のメールが届き、
本バージョンはOrbx cote d’azurに完全対応しているとの
内容でしたが、まだ発売されていないのかどこをどう探しても
Orbx cote d’azurが見つかりません。はて?これは一体…
購入前にも思いましたが未発売の製品と完全互換を謳われても困りますよねえ。
もしかすると、OpenLC EUの中のコートダジュール地域という可能性もあるかもしれません。
なるほど。P3Dv2.4以降のスクリーンショットや動画は結構
見つかるのでそう考えた方が自然かもしれませんね。
次にリリース予定のOpenLC Asiaへの期待がさらに高くなりました。