概要
今回紹介するアドオンは、UK2000の「Stansted Xtream V4」だ。
執筆時点で、FS2004、FSX、Prepar3D v2/v3に対応している。
旧バージョンをsimMarketで購入して持っている場合はアップデート価格が用意されている。
※本記事初版は2016年4月3日となる。
ロンドン・スタンステッド空港とは?
1991年に開港したロンドン地域で3番目に大きい空港である。
3000m級の滑走路を一本持ち、年間2000万人が利用する比較的大規模な空港だ。
ライアンエアーの本拠地でもある。実際の場所はこちらだ。
動画
筆者の環境での空港全景はこのようになっている。
後述のスクリーンショットの参考にしていただきたい。
インストールについて
simMarketで購入した際は、UK2000でのダウンロードとライセンスキーの入手について購入履歴に表示されるので、それに沿ってインストールを行う。
執筆時点では、v4.01の本体とv4.10のアップデートが用意されていた。
インストールの最後に設定画面が表示されるが、デフォルトではこのようになっている。
筆者は、下記のように設定変更を行った。
詳細
FS2004やFSXとは別のインストーラではあるが、内容的には至ってシンプル。
120MBほどの容量しかないのに、環境に負担をかけずに適切なサイズ・見た目で作り込まれている。決して、容量が大事ではないというのがよくわかる。
今どきの平均的なアドオンと比べると、ボーディングブリッジもポリゴン数やテクスチャ量は少なめだ。
しかし全体的にバランスの取れた構成で、あり広い敷地にオブジェクトが並び全く見劣りしない。
空港に乗り入れている車両は常に2編成が走っており、離着陸時に必ず見える。
雰囲気を盛り上げる要素としてうまい作りだ。空港の敷地ぎりぎりのところで出現する。
空港内の地上車両も数多く稼働している。
駐車場も車が対利用に配置されているが、中にはこの駐車場の中を通路に沿って走る車がいたりと、芸が細かい。
FTX Englandとの連携
設定画面からもわかるようにFTX Englandを意識した作りになっている。
そのため、空港周辺の木々や畑等は非常に見栄えが良いため、アプローチ中の景色は素晴らしいの一言だ。
結果的には地域の構成がそれなりにできていれば、空港自体のサイズが小さくともそれ以上の効果があることが分かる。
ヒースローやガトウィックを利用して練習をする
FTX Global/Base/England/OpenLC EU/Tree HDを持っている方、AEROSOFT ヒースロー空港やUK2000のガトウィック空港を持っている方にとっては近距離で離着陸の訓練が高品質な景色でできるのでお勧めだ。
成田と羽田のような距離関係で実際に飛行ができるのだ。時間的には凡そ30~35分でできる。
まずはヒースローから本空港の場合。
最後に
UK2000の「Stansted Xtream V4」は、国内でも人気の高いロンドン近辺を拡充するにはお勧めの一本である。