概要
今回紹介するアドオンは、Flytampaの「Fly Corfu」だ。
本アドオンは執筆時点ではFSX SP2(DirectX9)とPrepar3D v3に対応している。
2015年11月に販売が開始されたアドオンである。
※本記事初版は2015年12月4日となる。
※2015年12月9日 PMDG B777による動画1点追加。
以前、”空港アドオン その18 「コルフ国際空港 AEROSOFT版」”の記事を書いているが、これは同一空港のアドオンの別メーカー版である。
コルフ国際空港とは?
ギリシャのケルキラ島にある国際空港だ。2375mの滑走路が1本用意されている。
場所はGoogle Mapで参照してみよう。
動画
製品紹介のオフィシャルの動画がこちらだ。
筆者の環境でエフェクトをかけずに、ランウェイ35に着陸した動画となる。
景色の緻密さ・綺麗さに驚愕である。
こちらは町があるランウェイ17側から着陸した動画だ。
建物一つ一つが細かい。まるで本物の町のようだ。
夕方着陸をした動画がこちら。
PMDG B777 for Prepar3Dという重めのアドオンで飛行してもFPSも高めで夜景が綺麗に映えているのがわかる。
アドオン説明用動画
後述の説明の参考動画となる。同じく筆者環境で録画したものだがポイントは木とガラスだ。
注意
本記事の画面写真ではFTX Global Base、Open LC EU、Vector、TreeHDが導入されたものを利用している。
特にOpen LC EU(ヨーロッパ)によって見た目が大きく変わっている可能性がある。
ここが凄い
離着陸時の景色が半端ない。
Prepar3D v3で利用した時のFPSは高めだ。画面をポーズした状態ではあるが、この景色で70FPSほどだ。稼働時は半分程度まで落ちるがそれでも早い。
今どきのハードウェアとシミュレータを組み合わせた際に最適な作り込みがされている。
※FSXは筆者が環境を消しているため確認していない。パフォーマンスの良し悪しは不明だ。
それからPrepar3D v3から導入されたSpeed Treeにも対応している。
簡単に言うと、空港周りの多くの木が風に揺れる。
この設定はツールから行うことが可能だ。前述の筆者の動画で実際に確認をすることができる。
気づきにくい点ではあるが、最近の空港アドオンの例にもれずガラスが反射する。
しかもガラスが平らではなく波打ったように反射するのだ。
Speed Treeと合わせて今後リリースされるアドオンで新機軸となるかもしれない。
前述の動画でも確認ができる。
空港内の車両やエプロンの人物は割とにぎやかである。
それでありながら、FPSは稼働状態で40FPS近い。
では車両のポリゴンが少なめかというと、実はどの車両も割と多めである。
空港の建物の裏側はというと、航空機から見えない部分は人物もおらず少し浅めに作られている。
それでも3年ほど前にリリースされたアドオンの表側と変わらないレベルである。
ランウェイ35の滑走路端。ターンをしてから離陸 を行う。
では、AEROSOFT版でも注目のポイントであったランウェイ35の侵入経路を確認してみよう。
これも2015年のアドオンらしく細かく作られている。
そして堤防の上の人物。同じくFlytampaのセントマーチンのアドオンと比べると、ポリゴン数が多くなり、テクスチャの解像度が上がっているのがわかるだろうか?
最後に
今回紹介したアドオンは地中海に面したトロピカルな、飛行をしていて気持ちのいい空港の一つだ。Flytampaの「Fly Corfu」は、ぜひお勧めしたい。さすがFlytamapaブランドといったところだ。
インストールしたらP3D起動時にSCNERY.CFG file errorが表示されるんですよねー。実害はないけどなにが原因だろうかと???
最近はこういう小さなエラーは原因追求を諦めてます(;・∀・)
お! もしかすると、タイミング的に昨夜P3Dv3の記事に追加したFAQかもしれません。flytampaの共通ライブラリが多重登録されてるかもです。
ありがとうございます。
時間があいた時にインストールして確認してみます。何度かリカバリした後に面倒になって今はインストールしてなくって。