概要
今回紹介するアドオンは、AEROSOFTの「MEGA AIRPORT ROME 」だ。
本アドオンは執筆時点ではFSXとPrepar3D v2、v3に対応している。
2015年10月に販売が開始されたアドオンである。
※初版は2015年11月15日となる。
空港について
イタリアの首都ローマにある国際空港だ。アリタリア航空の拠点となっている。
3000m以上の滑走路4本を持った大規模な空港となっている。
文字通りの、本製品シリーズ名のメガ・エアポートだ。
動画
オフィシャルの動画が作られている。
注目するところ
MEGA AIRPORTで新作ではあるが、インストーラの容量は500MB弱と少なめだ。
ただ実際に導入してみると、最近流行りの透明なガラスのターミナル表現は抑えてあるものの全体に的にはしっかりと作り込まれており、FPSは高めとなっている。
また地面のテクスチャは汚れ等も再現されており、本格的だ。1年ほど前に他社からリリースされている同一の空港があるがその点でもこちらがお勧めできる。
空港の周りの街並みが見える場合は、こんな感じだ。
後述の通り、FTXシリーズの導入有無もこのあたりは関係してくる。
駐機位置の地面の汚れに注目。ボーディングブリッヂの作りも綺麗だ。
空港そのものの出来は良い。
だが、空港の周りも含めてお勧めしたいところだ。
ORBXのFTXシリーズを導入している場合は、空港近辺の見た目がぐっと上がってくる。
Global Base/Tree HD/Vector/Open LC EUを導入している状態の画像だが、特にOpenLC Uが導入されている場合は、ヨーロッパ全体の地上のランドクラス見た目が大きく変わる。
遠くの市街地まで建物がビッシリとあるのがわかるだろうか。
インストール時の注意等
Prepar3D v3リリース後に発売されたアドオンであるが、既にインストーラは対応を完了している。
本製品の見栄えをよくする高解像度のテクスチャ(2048×2048ドット)と3Dの草についてはデフォルトではオフになっている。
マシンのパフォーマンスに余裕がある場合は、両方ともチェックをした方がよいだろう。
今どきのゲーミングPCでPrepar3D v3を利用している場合は、両方ともONでもFPSには大した影響はなかった。
最後に
各社、地中海の空港のリリースが続いているが、予定されているものもまだまだある。
特にギリシャやイタリア、スペインは短い距離で飛べる空港も多いため、海外の空港をそろえていく場合は最初の一か所として試してみるのもよいだろう。