概要
今回は、空港アドオンを紹介する。
第6弾はDrzewiecki Designの「タリン空港」だ。現在は「EETN TALLINN X V2 」がリリースされている。
本記事では後述のVer2の項目以外はVer 1ベースの画像で記載されている
※本記事初版は2014年9月4日となる。
※2018年2月3日 Ver 2がリリースされたため専用項目を追加。
タリン空港とは?
バルト三国のエストニアの首都タリンにある空港だ。空港は市南東に位置し、バルト海がそばにある。ロシアやドイツ、北欧の空港の間に位置するため、利用しやすい空港だ。
詳しくはwikipediaを参照いただきたい。場所はGoogle Mapで参照してみよう。
本シーナリーはFSX/Prepar3D用共通の製品となっている。
正直、空港の建物を見て驚いた。
テクスチャもポリゴンも精細(と感じる)なのだ。エッジもしっかりとしており、シャープだ。
空港のみならず、幹線道路の車やトラックも走っている。また市内のランドマークや海に浮かぶ旅客船も見ることできる。タリン市全体の雰囲気が味わえるシーナリーだ。
シーナリーは?
筆者が実際に飛行してみた動画がこちらだ。
フルスクリーン及びHD画質設定で見ていただきたい。
本動画では、地表はftx Base/OpenLC EU/Vectorが導入された状態となっている。
まずは離陸時に見える滑走路脇の林だ。
テクスチャと立体的に配置された木々がうまく合わさって、非常にきれいに見える。
そして飛行していき、空港の周りの景色を見ると、美しい市街のテクスチャといくつらかのランドマークが目につく。
また、空港周りの車やターミナルに来た人たち等、芸の細かいオブジェクトが多数配置されている。これは面白い。
※離着陸訓練ではほぼ見えないが、車はメーカーロゴまで判別できる。
さて。動画を見て気づいただろうか? この空港アドオンはFPSが非常に高い。
正直、ビックリした。ドイツやポーランドの空港アドオンを持っている人は、行き先(もしくは出発地)としてこの空港はお勧めだ。
Ver 2
元々品質の良い空港アドオンであったがv1がリリースされて3年以上が経過し、v2がリリースされた。
本項ではPrepar3D v4上での画面を元に説明を行う。
v1からの主な変更点は下記の通りだ。
- 地表ポリゴンアップデート – 拡張された滑走路、誘導路、エプロン等
- 空港全体に渡る新しいライティング
- 新しいMROハンガー、拡張されたターミナルやインテリア
- 新しい市電、いくつかの高層ビル、空港北エリア
- 新しい誘導路サイン、新しいフェンスや木々
- アップデートされたSODEコンテンツ
- オートジェンAutogen 機能拡張
- アップデートされた地表画像
- エストニア航空のサインと航空機の撤去
- 新しい駐車場
- 新しいスタティック航空機
- 良いパフォーマンスで高度なテクスチャ管理
- FSXをベースとしたフルレンジの互換性(FSX、FSW、Prepar3D)
建物自体はハッキリとシャープに。車や建物内、エプロン上の人物や物体が増えているのが特徴だ。
また空港付近では新しいビルの追加や市電が走っているため、Ver 1とは違った印象を受けるはずだ。
Drzewiecki Designの「タリン空港 v2」。あなたも飛行してみてはいかがだろうか?