概要
今回紹介するアドオンはTAXI2GATEがリリースしている 「PARIS CHARLES DE GAULLE」だ。
執筆時点で、FSX SP2、Prepar3D v3に対応している。
Prepar3D v4用は別製品として用意されている。
※本記事初版は2017年2月17日となる。
※2017年9月8日 設定ツールについて追記。
パリ=シャルル・ド・ゴール空港とは?
ヨーロッパで旅客数が第2位になる空港で、滑走路が4000m以上の滑走路が2本。
2700m以上の滑走路が2本あるマンモス空港だ。フランスの首都の空港でもある。
空港の場所はこちらだ。
AEROSOFTがリリースしているアドオンが今までもあったが、それは2008年リリースのものであった。
空港の構成もアドオンの作りも古く、大規模空港の中ではしばらく取り残された形となっていた。
そこで約8年ぶりにリリースされたのが、このTAXI2GATE版となる。
全体の特徴
まずはボーディングブリッヂから。
機体に接した後は見えにくい部分はテクスチャで済ましている。
だが常に見える部分のポリゴンは比較的複雑に作られおり、コックピットからよく見える部分は細かい。
空港ビルディング全体。
地上の車両やカーゴなどは多く配置されているが、人やその他の小さいオブジェクトは少なめ。
大規模な空港でメモリを大きく消費するため、意図して減らされているのかもしれない。
もしくはGSXなどで補うことを前提としているのだろう。
こちらは少し近づいた場面。
ターミナルやボーディングブリッジに向かう廊下は、透明なテクスチャで綺麗に作られている。
地面のテクスチャは解像度が高めだ。綺麗にペイントされている。
ターミナル内は、外から見える部分をそれっぽく舞台の大道具のような形で配置している。
こちらは空港からパリ市街地方面を見たところ。
着陸時は、最高に心地よい景色を楽しませてくれる。
こちらは別の方角。ターミナルの内側は、バスや車などは走っていない。
2016年以降の空港アドオンとしては珍しいが、前述の通り、メモリ使用量や負荷低減が目的であると考えられる。
設定ツール
2017年2月26日にリリースされたバージョンから、設定ツールが利用できるようになった。
ORBXのFTXなどを利用している場合や、チューニングで車やアニメーションを削除したい場合に利用すると良いだろう。
最後に
日本でも花形の路線であるパリ。
その到着地である「PARIS CHARLES DE GAULLE」まで是非、長距離便を飛んでみていただきたい。