概要
今回紹介するアドオンはAEROSOFTがリリースしている「SAMOS」だ。
執筆時点で、FSX、FSX Steam版、Prepar3D v1 v2 v3に対応している。
※本記事初版は2016年10月19日となる。
サモス国際空港とは?
ギリシャのサモス島にある国際空港だ。エーゲ海に位置する風光明媚な空港である。
島は陸地から1kmほど離れているが、その対岸はトルコだ。
空港には2100mの滑走路が1本配置されている。
空港の場所はこちらだ。
動画
オフィシャルの動画はこちらとなる。
全体の特徴
このアドオンは、販売はAEROSOFTだが、”29 Palms” 開発チームだ。
同チームの携わっているアドオンは過去の製品含めて、どれも素晴らしいのでご存知の方も多いだろう。
まずは空港外観から。2016年の空港アドオンとしては平均的な作りになっている
車そのものやテクスチャが精細になっているのが特徴だ。
空港ビル前のエプロンから。空港内では、このようなバッグ単位まで作られた車両が走っていたりする。
大空港でない分、細かいところにポリゴン数を増やしても負荷は増えないのだろう。
エプロンに出現した直後にこの後継に出くわし、思わずキャプチャをしてしまったほどの作り込み具合だ。
空港の中間地点にある建物や車両。
空港ビル前。エプロンに停車している車両群だ。
透明なガラスはこういった場所のみ使用し、建物内部は見えないようになっている。
スタティックオブジェクトとして、航空機も何機か駐機している。
こういったものも手を抜かず細かく作られているので是非見てほしい。
設定ツール
本アドオンでは29 Palmsの設定ツールが付属している。
好みや負荷に合わせて、調整が可能だ。
全体では29Palmsの空港で利用する既設の設定ができる。
空港個別で、このような設定も可能だ。
画面の中にFTX Globalというボタンが見えるが、ここをクリックすると別のウィンドウが現れ、FTX Globalシリーズを導入している人向けに差分データがダウンロードすることができる。
執筆時点で400MB弱だ。
最後に
地中海、エーゲ海のアドオンが沢山出そろってきた。
飛ぶ先を選び放題の今、特に綺麗なこの「SAMOS」を選んでみてはいかがだろうか?