概要
今回紹介するアドオンは、AEROSOFTがリリースしている「フランクフルト空港」だ。
執筆時点で、FSX、Prepar3D v3に対応している。
※本記事初版は2016年6月4日となる。
※2016年6月8日 動画追加
フランクフルト空港とは?
ヨーロッパではヒースロー空港、シャルル・ドゴール空港と並ぶ大空港のうちの一つである。4000mの滑走路を3本も持ち、加えて2800mの滑走路も備えている。
また、年間で5000万人以上が利用しており、日本からもハブ空港としての利用でメジャーな場所の一つだ。。
空港の場所はこちらだ。
動画
オフィシャル動画がこちらだ。
筆者のマシンで実際に着陸したものがこちらとなる。
特徴
大規模空港よろしく、地上のマーキングやコンテナを運ぶ車両類も豊富だ。
UT2などでAI機を表示させれば、ルフトハンザの機体が大量に表示される。
これで空港の半分である。
遠くまで建物が細かく配置されている。平野に設置された大空港で解放感にあふれている。
中心にパンした状態がこちらだ。広大なエプロンが滑走路を挟んで見える。
驚愕の真実
今回の環境は、例によってFTX Global Base/Global Vector/Open LC EU/Tree HDが導入されている状態だ。
Prepar3D v3上で撮影している。
なおここから先の画像は左上にFPSが表示されている。
この画像を見てどう思うだろうか?
沢山生えた木々、遠くの高層ビルを備えた街並み、多くのAI機、巨大な空港ビル。
実はこれはPMDG B777の機外視点なのである。しかもエンジン始動状態だ。
CPUはCore i7 3770k、GPUはGeforce GTX 1080だが、驚異の30FPS近い値をたたき出しているのだ。
もちろん工夫はされていて、ガラスは透けさせずに中のポリゴンを無駄遣いしない。
またこの手の空港としては珍しくターミナル間で利用するシャトルも動かない。
そして駐車場には車も並ばず、ビルの裏面は質素だ。
しかし着陸する飛行機から見る視点で考えた場合はどうだろうか?
こんなに高いFPSをただき出しているのにこの作り込み、量である。
2年前にリリースされたMEGA AIRPORTシリーズのヒースロー空港もその点では凄かったのだが、さらに磨きがかかったアドオンがリリースされたといっても良いだろう。
では、この状態で機内視点に移すとこれまた20FPS以上を記録している。
驚きのアドオンである。
最後に
この「フランクフルト空港」は、大空港の中でも最も新しいアドオンで、現在のマシンにチューニングするノウハウが詰まっている。
ハブ空港であるしヨーロッパの中心にあることから、2時間あれば多くの場所へ飛行することができる。
こういった観点で購入する空港アドオンを選択するのも面白いだろし、お勧めだ。