概要
今回紹介するアドオンは、DRZEWIECKI DESIGNの NEW YORK CITY Xだ。
本アドオンはFSXとPrepar3Dv1/v2/v3に対応している。本記事はNew York City X V1時代の画像を含む。
※本記事初版は2015年10月5日となる。
※2015年12月7日 V2のLight Textureについて追記。
ニューヨークについて
説明はいらないだろう。世界的な経済の中心地である。
周辺には大きな空港が複数ある。
空港については、同じくDRZEWIECKI DESIGNがNEW YORK AIRPORTS Xとして5つの空港をまとめた製品を別途リリースしている。
今回紹介しているNEW YORK CITY Xは、V2になっても重い部類のアドオンとなるため、空港だけを利用される方も多いかもしれない。
動画
今回筆者が実際に、Prepar3Dv3で飛行した動画がこちらだ。
ラガーディア空港から離陸してマンハッタン島の周りを回ったものである。
途中からAEROSOFT A320に切り替えている。設定画面を表示しているが、わりと重めの設定にしているのでFPSは低めになっている。
ただしFSXやPrepar3D v2で利用した場合は、チューニングをしない限りより重くなるだろう。
注目するところ
マンハッタン島を中心としたビルの形一つ一つが精密に作られている。
また周辺の地域についても橋や公園がしっかりと再現されており、ニューヨーク周辺を飛行するには最適な雰囲気を演出するだろう。
北アメリカの空港アドオンは各社複数リリースしているため、フライトシミュレータで飛行する拠点としてニューヨークを利用するのもよいかもしれない。
重いだけなのか?
インストーラでは多少の調整は可能になっている。
しかし、このままでは重いので地表や外らの他アドオンのレベルを下げる等の調整が必要になるだろう。
関連アドオン
本記事と合わせて、空港編のNEW YORK AIRPORTS Xで飛んでみるのもお勧めだ。
こちらは2014年にリリースされたが、FSXの他、Prepar3D v2にも対応している。
空港が複数含まれているので、割とお得といえるだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=rAUCmlLlSx0
New York City X V2
2015年11月にNew York City X V2がリリースされた。
本記事内の画像で見た目で違いが判るものを見つけるのは困難だが、夜間のテクスチャの改版の他、パフォーマンスが改善されている。
またPrepar3D v3やFSX Steam版等にもインストーラが対応している点が新しい。
既にV1を持っている所有者はsimMarketの場合は10ユーロでアップデートができるので、頻繁にニューヨークを飛行する方にはお勧めだ。
なお現在はV2のみ購入が可能なため、記事内のリンクはV2のみとしている。
- All 6000+ buildings optimized and retextured
- Almost half a thousand buildings done completely from scratch, including several bridges
- Completely new night textures created for all buildings and all ground textures
- Very high resolution (5m) mesh provided
- FPS increased by 100%
- VAS usage optimized and Lite Texture Packs provided for various scenery elements
- Ground textures and autogen fixes
- FSX, FSX:SE, P3Dv1, P3Dv2 and P3Dv3 compatibility
V2のインストーラでは、軽量化されたLight Textureを選択することが可能だ。
ライトテクスチャで多少は発生率が減ると考えられるが、いわゆるOOMが発生しやすいアドオンであることには変わりはない。
どうしても飛びたい場合は、ニューヨークから離れた地域を含めて一時的にシーナリーライブラリから各アドオンをオフにしよう。いくらオフにしても飛行できない場合はPCのスペックが足りない可能性がある。
特にRAMやVRAMに注意だ。
ZEPHYRさんの動画を見ると機体がF-22では高層ビル群の近くでは平均15fpsくらいですね。高層ビルの真上では10くらいまで落ちそう。
P3DV3に先日新しく出たV2版をインストールしたらF-22で平均25fpsくらい出ました~。その時のメモリ使用量は2GBくらい。GTX980でも多少描画のチラつきはありますがものすごく改善されましたよ!
私もsimFlightの記事を書いた後即買いましたが、早くなりました:D
FSXだとかなりきついかもですね。