概要
今回紹介するのはQualityWings SimulationsのB757だ。
製品は執筆時点では「THE ULTIMATE 757 COLLECTION SP3」として販売されている。
アドオンについて
本製品はFSXおよびFS2004がサポートされている。
また、公式にはサポートしていないと宣言されていないが、Prepar3Dv2にインストーラが対応している。
※同社は動作保証しないが、とりあえず動くところまで確認したという意味であると考えた。
今回のこの記事はPrepar3Dv2での利用について記載している。
価格は17.99ユーロ(執筆時2400円前後)と、機体アドオンとしてはお値ごろ価格の部類だ。
この動画はオフィシャルの製品紹介の動画となる。
B757とは?
国内では発注した航空会社がないまま生産が終了したが1000機以上生産されたベストセラー機である。
詳細はWikipediaをご確認いただきたい。
動画
今回も例にもれず、筆者が飛行してみた動画がこちらだ。
場所はFlytampaのシドニーだ。機体自体は軽めで、地上オブジェクトが多くあるにもかかわらず高いFPSを推移しているのがわかるだろう。
良い点
まずはとにかく軽い。
外部からの視点で見るとわかるが、キャビンの中のシート等は配置されておらず見えない。逆にポリゴン数削減等をこういったところで行っているとみてよいだろう。
それから、それっぽく雰囲気を出すためのキャビン音声を再生する機能等があったりする。
気になる
悪い点ではないので、あえて気になる点とさせていただく。
本アドオンでは画面上のボタンは押せないものも多い。
またPrepar3D上で確認した限りは、FMCも2Dコックピットからしかクリックができなかった。
FSXのデフォルトの民間機以上の出来るし本物にそった動きではあるのだが、全ての操作方法を覚えなければいやだ!という方にはお勧めできないので、その場合はPMDGのボーイングの機体を利用した方がよいだろう。
しかしながら簡易的にFMC等を操作して離着陸を含むフライトをしたい場合には、とっつきやすい機体だ。
最後に
値段の割には、よくできてる機体と言えるだろう。
気軽に飛行する雰囲気を味わいたいという場合にはお勧めできる機体だ。
QualityWIngsは現在、B787の開発も行っておりこちのリリースも楽しみだ。
FAQ
Q: インストール後にバックアップをとるように言われた。
A: Windowsのユーザープロファイルの直下にライセンスファイルが保存されるので、別のドライブ等に保存しておくこと。
※再発行等可能か不明。
Q: インストールしたら、FSUIPCのエラーが表示され使えなくなった。
A: dll.xmlにFSUIPCがあっても、それを無視して同じFSUIPCを追加してしまう時があるようだ。
結果、2つのFSUIPCを動かそうとしてエラーが発生してしまう。