概要
今回は紹介する空港アドオンは、AEROSOFT THESSALONIKI X V2だ。
FSX及びPrepar3Dに対応している。2015年に入りVer 2となった。
※今回のレビューは、Prepar3D v2.5でキャプチャした。
テッサロニキ・マケドニア国際空港とは?
ギリシャ最大の国際空港だ。約2400mの滑走路が2本用意されている。
場所はGoogle Mapで参照してみよう。
前回の「コルフ」とは同じ国内なので比較的近い。
正直言って、日本にはゆかりもないし地味な空港だ。
だが後半で「これは欲しい」と思うことになるだろう。
実際に飛行して録画した動画
空港全体の景色から筆者が撮影した動画から。
この動画は驚愕の映像かもしれない。最初の空港設備はまぁいい。
問題は離陸して旋回した後だ。空港手前の街並みの建物がビッシリと樹木と共に大量に描画されているにも関わらず、非常に高いFPS(画面左上)を示している。
ここに注目1
V1の頃と比べて、V2では空港設備はあまり違いは無いのだがAutogenの改良が行われているようだ。
それは先ほどの動画の通りだ。2Dテクスチャではなく3Dの建物なのにこの高FPS。
木は最大限の設定にしており、建物もある程度表示するようにしているが、ftx Norway等と違って、FPSが全然落ちないのだ。
Flytampaのコペンハーゲン以降、FSX/Prepar3Dのアドオン開発者の間で何かブレイクスルーがあったのか知らないが、最高の褒め言葉「作ったやつら頭がおかしい」と思ったアドオンになった。
樹木が多く映えていてもこの通り。
街の上を飛べばこの通り。
言葉を失うか、「こんなアドオン見たことが無い。意味が分からない」と言ってしまうかどちらかだ。
空港設備は、最近のマシンスペックに併せてか細かいところも作られており、屋根の上の細かいパイプや空調設備が細かく作られていたりする。
※離陸する飛行機からはあまり見えないが。
最後に
AEROSOFT THESSALONIKI X V2は、綺麗な地中海で建物群の眺めからランディングするには最高のアドオンだ。
空港設備そのものは質素だが、地中海を飛ぶ方には是非。
イスタンブールへは400kmほど。アテネは300kmほどだ。
短めのフライトでTaxi2Gateの空港やFlytampaの空港へ行ける。