機体アドオン その12 「サーブ 340 CARENADO版」

概要

今回紹介するのは“CARENADO – S340”だ。
執筆時点では、FSX箱版、FSX Steam版、Prepar3D v3、v4に対応している。
※本記事の初版は2018年8月12日となる。

サーブ340とは

我らが誇るスウェーデンのサーブ社が1999年まで生産していたターボプロップ旅客機だ。現在は同社が旅客機から撤退したため後継機も生産されていないが、日本の航空会社や海上保安庁を初め、各国で今も飛行している。バリエーションとしては早期警戒管制機(AEW&C)型なども存在しているが、同機の詳細はWIkipediaの該当ページで確認を頂きたい。

 

動画

製品の公式動画がこちらだ。

 

詳細

今回は関西国際空港で撮影を行った。
全体像から。CARENADOと言えば小型機。以前に紹介したDO228と同様に細かいテクスチャとオブジェクトの作り込みの芸が細かい。

尾翼側。テカリ具合もよく夕方の景色に映える出来栄えだ。

全体像。全長19.7mであり、33~37名が乗客として乗れる小型サイズ。取り回しも良く多くの空港アドオンから飛行が可能。

足回り。ここ2~3年のアドオンの中ではトップクラスの作り込みだ。

翼面下とエンジンとプロペラ。手を抜かずに細かいテクスチャも反映されている。

コックピット。ここでSAAB340の名前がヨークに記載さてれているのが分かる。
エンジン回りはアナログ計器が多めだが、メインのPFD画面とウェザーレーダーは液晶化されている。

別角度から。

次はキャビン。飛行中に参照することは少ないのだが、同社はキャビンも手を抜かない。

シートから見た景色もバッチり本物のように見える。

このドアクローズレバーは実はクリックができる。クリックすればドアオープンだ。

このようにラダーが下りる。小型機ではお馴染みの光景だ。

マニュアル構成

添付のファイルはこの10個。ノーマルプロシージャやエマージェンシープロシージャは(恐らくは)実機手順のコピー。
テキストというよりは画像が張り付けられている。フライトシミュレータとしては良い意味で実機基準だ。

 

最後に

はっきり言ってしまおう。サーブ社が大好きな人はmust buy。
今回紹介した“CARENADO – S340”を買ってしまおう。

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