Black Box Simulation エアバスシリーズ その1

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概要

今回は紹介する機体アドオンは、現在開発中でプロローグ版としてリリースされているBLACKBOX SIMULATION AIRBUS WIDEBODY X-TREME ‘PROLOGUEだ。
※初版は2015年1月3日となる。
※2015年3月11日 v0.8がリリース。続いてv0.8.10がリリースされたため改版を行った。最新の状況は、「その2 v0.85.x」以降を参照のこと。

 

A330/A340とは?

A330は中短距離路線向けの大型旅客機だ。
日本国内ではスカイマークが導入していたが、A330の利用を停止するとのニュースが1月にあった。
詳細はwikipediaを確認頂きたい。

 

購入にあたって大事な点

本アドオンは、購入はできるが開発中のものである。
コンシューマ機のグランツーリスモのプロローグ版と同様に、製品レベルには全く達していない。
特にオートパイロット関連等はFSX/Prepar3Dに付属の機体よりおかしな動きをすることがある。
正式版がいつになるか確約もされていないので注意が必要だ
開発の進捗は、facebookやtwitterで告知されているので要注目。

v0.8リリース時に、A330及びA340の単体販売も今後行われることが宣言された。
v0.6の頃に購入している場合は、これは単品ではなくセット物の”Widebody XTREME”を持っているの同様となる。simmarketではA330所持でダウンロードファイル名はWidebodyとなっているはずだ。

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機体全体

全体を撮影した動画がこちらだ。
v0.6までと比べて、エンジンや足回り等目につく場所だけでも多くの改良がなされている。

飛行動画

1つ目はWCIさんの成田空港 ランウェイ34LからA330で離陸。
利根川や筑波山を見ながら、右に旋回してみた。
Prepar3Dでの飛行となるためコックピット内に影が投影され、旋回するとその影が動くのがよく分かる。

次は東京湾は近辺でA330だ。
※景色が綺麗なので、HD画質フルスクリーンでの再生をお勧めする。

最後は、WCIさんの成田空港 ランウェイ34RにA340で着陸する動画だ。

ここが良い

エアバスといえば2014年にAEROSOFTのA318~321がリリースされたが、BBSのWideBodyシリーズの場合は、A330/340となっておりかなり大きい。
BlackBox Simulation(BBS)ではA318~321も同時開発しているため、本記事では織り交ぜて記載する。

プロローグ版を操作する限りは、かなり硬派な作りだ。
※そのせいで全体に手が回っていないとも言える。

まずは計器。
BBSのエアバス機体では、PMDG機等と同様に、別ウインドウで表示できる。
しかもウインドウ表示している時も元の計器は表示されたままだ。
計器を別ディスプレイに表示している方には必須の機能であろう。
逆になぜAEROSOFTのエアバス機体は無いのか不明。ビューをいじってパネル風に表示している人もいるが。

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パネルを録画したものがこちらだ。

また、別ウインドウに表示しなくても描画が綺麗で読みやすい。
別に表示した場合は、23インチディスプレイ等にPFD・NDをまとめて表示しても解像度が十分に高く精細だ。

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モデリングに限らず、機能作りこみがなされている割には軽い。
ヴァーチャルコックピットでのMCDUのクリック感が良く、非常に入力しやすい。

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前述の通り、Prepar3Dであれば影も綺麗に計器に落ちる。 bbs08-22

A330/340では、以前と違い、外見もかなり改善されている。ランディングギアもかなり精密だ。

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2Dコックピットが用意されている。
最近の各社の機体では省かれており、別ディスプレイに計器を表示しないと文字が読めない等の問題があるが、その問題もない。
特にマルチディスプレイができない1ディスプレイのユーザーには朗報であろう。
FSXの標準の機体のように、パネルを表示するボタンも配置されている。

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ナビゲーションデータだが、2012年のAIRACサイクル1205が標準で入っている。
少し古いが、ある程度の飛行もできるだろう。

 

ここが悪い その1

消火設備やコックピット内のライト等のスイッチが作成されておらず反応しないものがある。
実際のcold and darkの手順に沿って飛ぶ場合や、夜間飛行では若干支障がある。

またオートパイロット、オートスロットル全般でおかしな動きをすることが多い。
下記はその例だ。
この辺りは、最終アプローチ・ランディングを手動で実施するのにも、もう少し改善されないと練習にも使えないレベルだ。

例1: PFDのフライトディレクターの指示する方向とNDの経路情報が大きく違う。
経路情報も欠けている。
また、ILSでアプローチすると着陸がずれる時がある。
このビデオの例では、滑走路のかなり奥で着陸し、ND上のローカライザーの指示はかなり右を差している。

例2: CDUからPROGページでアプローチの設定を実施。
指定したフラップ角度以内でアプローチを開始したところ、追い風やウインドシアがあるわけでも無いのに突如失速。オートパイロットが切れて着陸できなかった。

ここが悪い その2

公式フォーラムやfacebook、e-mailでの問い合わせが非常に悪い。
2名しかいないのでしょうがないが、ノーレスポンスはざらである。
※BBSに許可をもらって元Wordファイルを貰い、翻訳した日本語チュートリアルを作成したのだが、3回メール送っても返事が来ず結果的に公開できず。筆者から彼らへの信頼はなくしてしまい本アドオンへの興味はだいぶ薄れてしまった。

なんというか・・・職人気質である。
ユーザーとしては、志は高く、良い製品を作ろうとしているのは認識しているのだが。

 

AEROSOFTの方が良い点は?

「The 気軽に乗れる」だ。さらに「やりたい時は自分で操作もできる」。
AEROSOFTの方は別の記事にも書いたが、コパイロットモードのお掛けで、FSX/Prepar3Dのデフォルト機のような操作で離着陸が可能だ。
またFS2Crewのようにサードパーティ製品との連携ができているのが強みだ。
幅広いユーザーが乗れるのがAEROSOFTの機体で、前述のように硬派なのが本BBSの機体かもしれない。
BBSはA330の他に、A320シリーズを同じくプロローグ版として販売している。
今後は、330/340のアップデート後に随時、遅れてアップデートされることがアナウンスされている。

 

Prepar3D v2とFSX SE対応は?

v0.8のインストーラではPrepar3Dv2及びFSX steam版にも対応している。
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最後に

筆者はあまりエアバスについて詳しくないので、v0.6/v0.8の再現性についてエアバス乗りの諸氏の意見も伺いたい。

本製品は資金確保の面もありプロローグ版としてリリースされているようだが、開発段階からお試しができる貴重な機体だ。
今後が楽しみである。

 

FAQ

Q: ローカライザーをトラッキングできずに反対側にいくことがある。
A: v0.8.10以降にアップデートをすること。

Q: ILSでの自動着陸時に大きな迎え角で着陸しようとしてしまう。
参考例(00:15~)


A: どうも機体の重量が軽いとそうなってしまうようだ。燃料と乗客は多めに積んだ方が良いだろう。参考値として羽田~成田の離着陸訓練で20%の燃料で半分程度の乗客の場合はそのような動きをした。

Q: スロットルの動きがおかしい。EICASにキャリブレートされていないと警告がでている。

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A: キャリブレーションをしましょう。他ベンダーの製品より優れている機能です。
MCDUボタンを押し、INPUT CALIBRATIONを選択します。

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まずは赤枠を自分が利用するスロットに合わせて、1軸(SINGLE)なのか複数軸なのかキーボードなのかを選択します。
スロットルを一番下にします。緑色枠内のLSL L3キーをクリックし、アイドル値をセット。
次にスロットを最大にし、青枠内のLSK R3ボタンを押すことで、TOGAの値としてセットされます。 なお、NULL ZONEは30が推奨されています。
ハードウェアによりノイズが乗って、アイドル時の推力が安定しない場合はここを調整します。

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設定後、スロットルを最小値から最大値まで動かし、赤枠内で緑の線がきれいに動くことを確認する。

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Q: NAVIGRAPHでAIRACのアップデートはできないの?
A: “PSS AIRBUS/BOEING/Dash”として、FSX/Prepar3Dv2インストール先配下の”\BlackBox Simulation”に割り当てればアップデートが可能となっている。
※例えば、”C:\Games\Prepar3D v2\BlackBox Simulation”

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取り込んだ後、データが入力できるか確認を行う。
DATAのA/C STATUSをクリックする。

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サイクルが新しくなっているか確認する。

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Q: EICASを見ると赤字でMTOW(最大離陸重量)の警告が出ている。
A: 2015年2月1日時点の最新版では、機体ロード時の状態が既に重量オーバです。
燃料と荷物の調整が必須作業です。

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Q: 積む燃料の計算はどうするの?
A: Blackbox Simulationの手順書によるとここが紹介されています。
機種と出発地、到着先のICAOコードを入れればリザーブを含めて算出出来ます。
TOPCATを利用しても構いません。

Q: 搭載する燃料や貨物はどこから設定するの?
A: A330/A340では、v0.8からAircraft Load Managerが付属するようになった。
A320ではFSX/Prepar3D標準の機能から設定する。
同ソフトは機体のインストール先に入っている。
例: C:\Games\Prepar3D v2\BlackBox Simulation\Load Manager\Prologue

初期セットアップで接続先を聞かれるが、Prepar3Dを利用していてもFSXとしてしか認識をされなかったが、正しく燃料やカーゴは搭載できる。

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機体選択は、今FSX/Prepar3Dで読み込まれているものを自動的に選択するようにするのがお勧めだ。
※将来、A320にA330並の燃料を積んでしまったりしないように。

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Connectをクリックすると、機体に接続だ。
接続が完了すると、下記のような画面になる。PAX(パッセンジャー)をクリックして、乗客を入力すると座席の色が変わる。また、乗客数はランダムやフル等、いくつかの選択肢から選ぶことも可能だ。クラスも2クラスや3クラスの機体を選択することもできる。

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燃料は、Fuel Loadと書かれているスライダーを左右に動かすだけで、適切なCG値を反映した割り振りを各タンクに行ってくれる。

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Q: タキシングで曲がり切れない。ステアリングチラーの設定は?
A: 燃料Tail hook UP/Downに割り当てることでできる。FSUIPCの場合は、Toggle Tail Hookだ。これでラダーペダルと同期する。

Q: 総重量(GW)や総重量の重心はどう確認するの?
A: 燃料と荷物を設定した後、ECAMで確認する。
BBSでの想定はGWCGが A330-300 -200で ~30.0% 。
A320で ~29.0%とのことだ。
※下記の場合はオーバーしている。画面はA330 v0.6。

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Q: FSUIPCの設定は? イベントリストは?
A: 通常のFSUIPCの設定レベルですが、設定例は公式フォーラムを確認してください。
SimCOnnectのイベントリストは、こちらでExcelファイルて公開されています。
エアバス特有のものや、コックピットビルダーが必要とする情報もある程度公開されています。

Q: EXTPWR(外部電源)がオンにならない。
A: パーキングブレーキがセットされている状態でボタンをクリックするとオンになります。

Q: APUの始動をするためにSTARTを押しても始動しない。
A: マスタースイッチはオン・外部電源がオンでも始動しないかもしれません。A318~321のv0.8ではバッテリスイッチもオンが必要なようです。

Q: BBSのAIRBUSをインストールしたら、FSX/Prepar3Dの起動時にエラーが出るようになった。
A: 下記のエラーであれば、”A319でIAEエンジンでBRITISH AIRWAYS”でスペースを含めて、1文字も寸分の違いもない同姓同名の機体がFSX/Prepar3Dに登録されているという意味になる。
筆者の環境の場合は、AEROSOFTのAIRBUS A319と被っているようだ。
無視するか、この機体のフォルダのCFGを直して機体名を修正するしかない。

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\SimObjects\Airplanes\BlackBox Airbus A319\aircraft.cfg を開き、機体名を修正する。
例えば” BBS”を加える。

BBS AIRBUS
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