概要
2015年3月15日、板橋駅前で行われた「東京とびもの学会 2015年大会」に行ってきた。
直前のTwitterでのオフ会募集であったため、参加者を募るも少な目でアシュレイさんと2名で行くこととなった。
なお学会と名前が付いているが、実際は同人の即売会+公演的なものが行われている。
※興味ある方は来年ぜひ。
全体について
印象としては宇宙開発系が60%、残り40%が航空機といったように見えた。
ここ3か月ほど宇宙開発にはまっているので、規模もそれなれに大きくワクワクするものがあった。
注目したもの1
自作ロケットエンジンである。実演は無いが、いくらかお話を伺うことができた。
自作ジェットエンジンは車のターボの部品を改造したものをyoutube等で見たことがあったが、ロケットエンジンは初めてである。写真のものは20KgJ級の出力とのことだ。
そして個人的に一番注目したのは、ふと視界に入ったこれだ。
そうArduinoである。FSX/Prepar3Dとの連携について記事に書いたものだ。
2台のArduinoは下記のような使い方になっているとのことだ。
- 1台目
3つの電磁弁の制御。 - 2台目
圧力センサー・燃焼圧を計測したりするそうだ。
お互いに連携はしていないようだ。
タンクからの燃料を電磁弁で制御ってのは惚れました。カッコイイ。
※電磁弁という言葉自体、エアーガンのハイサイクル改造でしかなじみがありませんでした。
注目したもの2
ペンシルロケットが展示されていました。
会場のアナウンスでは「ガラスケースの中に入ってないのがそのままあるんだぜ!」というニュアンスのことを言われていました。
ペンシルロケットになじみのある場所の近くに住んでいるので、駅ビルの展示で見たことあるのですが、たしかに凄い。
よく見ると触るのもOKだったようです。触っておけばよかった。
注目したもの3
ハセガワのF-4EJのエンジンノズルの交換用パーツです。
実際のプラモに付属するものと比較すると、細かさ作りこみが全然違いました。
制作には3Dプリンタを利用しており、DMMのサービスを利用しているとのことでした。
1mm毎に3つのエッジがあるような細かいところまでできていました。
業務用3Dプリンタ恐るべし。そして誰でも利用できるは凄い世の中になったと思います。
注目したもの4
原子力電池です。
人工衛星等で聞いたことがあると思いますが、これは放射線が蛍光材にあたることで光を発し、それを太陽電池のような仕組みで発電するものとのことでした。
実際の衛星では光ではなく熱を使ったりするようです。
※原子力発電所とは大きく違います。
注目したもの5
まずは計算尺です。使い方を教えていただきました。
世代的には使ったことが無いのですが、存在自体は知っていたので興味はあったのです。
航空用のものもありました。
注目したもの6
マッチ棒で作るロケットです。
この中で一番飛んだものは4メートルほどだったそうです。
というわけで開発史を購入させていただきました。実際にやってみたいです。
注目したもの7
「そういう分野もあるんだな」思ったものです。
航空宇宙の切手という分野があるのです。
左側の切手は「3枚まで自由に持って行ってよいよ」とのことでしたので、とにかくキリル文字の切手を選びました。
一番右のものは封筒に貼られたもので、今回300円で購入したものです。
ガガーリンが人類で初めて宇宙に行って、20周年の切手となります。
封筒の消印スタンプを見ると、ロケットだったり宇宙っぽい単語が。
星の街とか宇宙関連施設の消印でしょうか?
最後に
このイベント以外にも航空宇宙系のイベントがある時は、行ってみようと思っている。
シミュレータだけで満足しているわけでも無いし、実体のあるものも知りたいからです。