PFPX その2 初期設定

概要

前回のインストールに引き続き、PFPXのオプション設定について説明を行う。

※本記事の初版は2013年8月31日となる。

 

オプション

PFPX起動後オプションが表示される。
表示されなければ、下記の画面のメニューから”Program Options”を選択する。
※v1.00導入時にはオプションが初回に表示されたが、アンインストールをしてv1.03にした際には、表示されなかった。設定が残っていたためかもしれない。

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Customizeの項目は単純にウインドウの上部に出ているアイコンの表示有無だけなので説明を省略する。

まずはGeneralの項目から。
「ユーザ登録名」と記載がある部分は、アクティベーション時に登録した名前が表示される。
これは変更不可だ。User IDと書かれた場所はv1.00ではフライトプランを出力した時にディスパッチャーの名前として表示される。

User IDと書かれた項目はその横に「」書きで表示される名前だ。
Email等の項目も通常は必要ないと考えられるので省く。

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この画面では、Available VersionとSubscriptionが(N/A)となっているが、バックでPFPXのサーバ連携されているため少し待つと、このように変わる。

2013年8月に発売されたばかりなのでアクティベーションが済んで起動できていれば、全購入者は少なくとも2014年8月後半まではSubscription(製品版では1年)が切れることは無いはずだ。

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Planning/Unitsは単位系やコードの表示方式の画面だ。
重さをポンドに直したい場合などは調整を行う。

一番下の3行はフライトのデフォルトのクルーの名前だ。Pilot In Command(機長)は、ユーザー登録名が表示されるが変更可能だ。
その他クルー(副操縦士や航空機関士)は好きな名前に変更・追加をすれば良い。

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Databaseの項目は、ルート設定等で利用するPFPXに登録されているデータの数が表示される。
この画面はv1.0のデフォルト状態だ。2013年2月~5月のデータで既に期限切れとなっている。
期限が切れていても問題は無いが、本格的に変更されたSID/STARを利用したい人は適度にサードパーティのデータベースでアップデートを行う。これは別途Navigraphの解説を行う。

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Weatherの項目は、上空の気流等の情報元を設定する。
筆者はREX ODを所有しているが、あえてOnlineを選択している。

理由はREXとPFPXを起動する順序、データ作成等を意識しないといけないからだ。
実際の所、天気のソースによって大幅に天候が変わるとも思えないので執筆時点ではPFPXのサーバからダウンロードすることとした。

ニアイコールではなく、正確な調整が必要な場合は適宜、REXやActive Sky Nextを選択する。
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Weightsの項目は、大人・子供・民間機・軍用機等での計算の標準体重を設定する。
また、国内線、国際線等ルート別の標準の1人あたの荷物量も設定できる。
筆者はデフォルト値を使用することとした。

一番下の項目は近距離、長距離の境目となる距離の設定だが、これもデフォルト値を使用することとした。

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Airline Codeは、説明はいらないだろう。メジャーな航空会社はすでに入力されている。
架空の会社名やコードを登録したい場合は、Addボタンから登録する。
ちなみに国内の2代巨頭ANAとJALも標準で入っている。

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最後の項目となったがNetwork。
基本的にはデフォルトで良いはずだ。プロキシ等も家庭で使っている人は2013年は少ないだろう。
ちなみにVATSIM Serverの項目が見える。

デフォルト設定状態で、2013年8月28日夜間に日本人の名前や羽田空港周辺の航空機が見えたのでこれを動作確認とした。
このあたりは別途説明を行う予定だ。

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次回

次回以降は下記の内容を書く予定だ。

  • NaviGraphによる最新SID/STAR反映
  • フライトプラン作成とブリーフィングパッケージの作成
  • PMDG B737へのルート取りこみ
  • その他
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