概要
今回は2019年4月9日(日本時間)にリリースされたロッキードマーチン社(LM社)のPrepar3D v4.5について解説する。
Prepar3D v4.Xの総合情報はその1を確認いただきたい。
本記事では差分情報について記載する。
※初版は2019年4月9日となる。
Prepar3D v4.5では何が変わった?
詳細はオフィシャルの情報を確認いただきたいが、筆者が注目した点について下記にピックアップし記載する。
全体としては多数のバグフィックスや細かい改善がなされている。特段、絶対に必要なアドオンが動作しないといった情報が無い限りはアップデートすることが望ましい。
- Network Test UI
新たにネットワークテスト用の画面が追加された。 - リモートコネクション越しの起動が可能
未確認だが、仮想デスクトップ(VDI)で起動可能とも読み取れる。
その通りである場合、高額なマシンを所有せずとも必要な時に必要なだけマシンをクラウド上で借りて起動できるはずである。 - HTC Vive Pro Eye対応
眼球のトラッキングが可能となった。 - Varjo VR-1対応
画質良好でアイトラッキング機能もあるヘッドセットVR-1に対応した。
本リリースで眼球のトラッキングに対応しているかは不明。 - プロ向け機能
Professional Plus向けの機能が拡充されている。軍事色は薄めだ。 - 描画の高速化
今回も最適化がされている
インストールについて
その1に記載した「マイナービルドのアップデートについて」を参照。また各アドオンの対応状況もこちらを参照する。
最後に
例によって実機訓練も想定されているため、改良が多くなされている。特に古いバージョンを利用する理由がなければ、安定度も高いこのバージョンはお勧めだ。