概要
今回は紹介するアドオンは、”Global AI Ship Traffic”だ。
執筆時点では、FSXとPrepar3Dに対応している。
※本記事の初版は2017年6月11日となる。
“Global AI Ship Traffic”とは?
FSXやPrepar3Dで出現するAI船を強化するフリーソフトだ。
負荷の問題でオフにしたり、量を減らし気味だったAI船。
Prepar3D v4がリリースされ、羽田空港でも高いパフォーマンスがでるようになった今こそ、東京湾などへのスパイスとして多量に配置することができる。
いくつか画像を紹介しよう。まずは東京湾中ほどだ。
なおデフォルトのAI船も表示される。
羽田空港北側
お台場付近。
動画
筆者の環境で録画したものがこちらだ。東京湾にデフォルトよりも精細なモデルの船が航行しているのが確認できる。一度使ったら、止められなくなるアドオンだ。
ダウンロード
執筆時点では下記の2点で構成されている。
どちらもダウンロードにはAvsimアカウントが必要となる。
- 本体(Global AI Ship Traffic)
こちらからダウンロードできる。 - 追加パック(200 AI Ships and AI Ship Traffic)
こちらからダウンロードできる。200のAI船と航行ルートを追加したものだ。
船以外に動物も含まれている。
インストール
本体に製品並みの詳しいPDFが添付されているが、参考として日本語で記載する。
- “Global AI Ship Traffic”のZIPファイルを適当な場所に解凍。
- Effectsフォルダの内容をFSXもしくはPrepar3D配下の同フォルダにコピー。
筆者の場合は、166個中、8個が被っていたので対象のファイルはスキップとした。
他のソフトで重要なファイルだと困るからだ。
- “Simobjects/boats/”フォルダの内容をFSXもしくはPrepar3D配下の同フォルダにコピー。
- “Scenery/World/Scenery/”フォルダの内容をFSXもしくはPrepar3D配下の同フォルダにコピー。
- “sound”フォルダの内容をFSXもしくはPrepar3D配下の同フォルダにコピー。
- FSXもしくはPrepar3DのAIトラフィック量を5%以上に設定する。
画面はPrepar3D v4の例だ。
- 動作確認をする。
羽田空港(RJTT)の滑走路22などに出現すれば海に囲まれているので確認がしやすいはずだ。 - 追加パックの導入をする。
今回、筆者はEffetcsフォルダ以外は上書きとした。
理由は上書きされるものは“Global AI Ship Traffic”のファイルだからだ。
Prepar3D v4での利用
Prepar3D v4では一部の船が出現するとクラッシュする。
FS2004からの形式を使用しているのが原因だが、フォーラムの情報によると、下記のモデルを”\SimObjects\Boats”フォルダから削除すれば解決する。
数百種あるうちのたった4種類だ。
- AI_AC_Sailboat
- AI_Calypso
- AI_John_T_Essberger
- AI_La_Recouvrance
困った時は
マニュアルに書かれているものが多いので参照しよう。
最後に
フリーのアドオンなので、使わないと損である。
パフォーマンスが高めなPCを利用している場合は100%にして港や付近の空港を飛んでみよう。