Aerosoft Airbus X その5 A318 リサーチ・エディション

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概要

本記事では、AEROSOFT AIRBUS X A318/319/320/321 シリーズに関するプロジェクト。
「A318 リサーチ・エディション」について記載する。
※初版は2016年11月19日となる。

 

リサーチエディションって何?

詳細は公式フォーラムに書かれているが、ざっくりと説明するとまずは現在のシミュレータ界の全般から。

  • 複雑な航空機で複雑なシミュレーションのデバッグは難しい
  • 3つのシミュレータ、3つのOS、22の言語がある。
    (今回は)FSX/FS2004/Prepar3D、Windows7/8.X/10など。

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この状況下では、リリース前に完璧な状態は無理だ。そこでアジャイルなマネージメントを採用していくことにしたようた。

  • 現在の主たる開発はA330プロジェクトである。
  • それを推進する方法が必要。
  • 現行のエアバスユーザーに無償・無保証で、プロローグでもなく有償βでもない提供をして、早期に体験をさせリリースまでにバグを改善していく。
    ※痛烈なBlackBox Simulation社批判ともとれる。
  • これはA330の開発のスピードアップを早める。

ここで生まれたのが、A318 リサーチエディションだ。文字通り研究のためのものということになる。
言い方を変えると、既存の製品よりも進んだ機能が使えると考えることもできる。

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特徴

利用については、このようなになっている。

  • 最新のものしか利用させない
    一定期間が経過したら機体は無効になる。
    アップデートやメンテナンスをせずに「動かない」といったり、既に改善済みのエラーを報告され、管理しなくてはならないような馬鹿げた事をなくすためだろう。
  • 専用フォーラムスレッドへの書き込みは、機体に表示されるパスワードが必要
    無償であるのに使ってもいない外野の意見は取り入れず、反映するためだ。
  • 入手は誰でもできる
    simMarket経由で購入していても問題ない。

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一番大事なポイント

ツイッターや掲示板、ブログでバグだ動かないと言うのは、周りから「目的を分かってない」と見られてしまう。報告はA318 Research Editionの公式フォーラムにも必ず上げよう。

ここまでの点を見ても、完全に某社のアンチパターンでAEROSOFT社は対策をしているようにも見える。

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アカウント作成と最新版ダウンロード

概要は日本語で前述したが、公式フォーラムに書かれている内容が正だ。
一度読むこと。
それから専用サイトに行き、アカウントを登録する。

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必要な項目を全て入力していく。
ライセンスキーはA318に限らず、現行製品のA318/319/320/321どれでも良い。
そして”Register”をクリックする。

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次に作成したアカウントでログインする。

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画面中央(執筆時点)にA318 Research Editionのプロダクトキーとダウンロードボタンが表示される。ファイルの修正日は意識しておくとよい。

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インストール

画像以外は今までとあまり変わらない。

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ここで心配する人もいるだろうが、現行のA318とはかぶらないためそのままインストールしてよい。
全てフォルダが異なるからだ。
多くは、Researchという単語を付けたフォルダになっている。

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現行製品と異なる点だが、”OpenAL (Open Audio Library)”のインストーラも走る。

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機体の選択と出現

“Airbus A318 Experimental(実験的)“と記載されているものを選ぶだけだ。
その他のA318は、現行製品のものだ。

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無事機体がロードされる。

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元の現行製品がよくできているので違いに気づきにくいかもしれないが、細部は新しいリビジョンが出るたびに変わるだろう。

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アナウンス以外のフォーラムへアクセスするパスワードはここに表示される。
本来の目的に反して、古いものを使って苦情をあげることはできない。

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特徴

執筆時点のリリース版(2016/11/7版)では、NDの表示をDirect2Dで描画する機能が備わっている。
マイドキュメント内の\Aerosoft\Airbus_research\AB_ND_GDI.iniの下記の値を1に書き換えることで利用可能だ。
GDI+とDirect2Dの詳細は省くが、将来、高解像度でも綺麗で速い描画がされる可能性がある。
ただし現在、開発中のため、描画されないものもある。

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・・・と書かないと、「正しく描画されない!」と騒ぐ人もいるだろう。
そんな方はこのプロジェクトには必要ないというのが、AEROSOFT社のメッセージだと筆者は感じている。

 

設定ツール

Research Edition用は現行とは別に用意されている。
執筆時点では、現行製品とメニューと項目が全て同じだか書き込まれるフォルダ等は異なる。
そのためマルチサーバやNavigraph、FS2Crewを利用する際は注意が必要だ。

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最後に

AEROSOFT社の新しい試みに期待し、フィードバックで貢献をしよう。
これが製品を使うユーザーが求められている点で条件だ。

「フライトシミュレータを始めよう その9 ~動かない? 分からない? どうすれば?~」にも書いたが、日本語だけで文句をつぶやいているだけではダメだ。
筆者は某他社のアドオンに限らず悪態をつく方だが、フィードバックは英語で返すように心がけている。相手に聞こえない声でしゃべるのは、ただの独り言だ。

今回は対象者がPDCAサイクルに入ることを求められているのであるから、利用する場合は積極的に反応を返して行こう。

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AEROSOFT AIRBUS
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