空港アドオン その48 「ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港 AEROSOFT版」

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概要

今回紹介するアドオンは、AEROSOFTがリリースしている「MEGA AIRPORT PRAGUE」だ。
執筆時点で、FSX、Prepar3D v2/v3に対応している。
※本記事初版は2016年6月12日となる。

 

ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港とは?

1937年に開港したチェコ共和国の首都プラハの玄関口だ。
閉鎖されているものを除くと、3000m以上のものが2本備えられている。

空港の場所はこちらだ。

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動画

オフィシャル動画がこちらだ。

 

全体の特徴

本アドオンは、斜めに配置された2本の滑走路の間にある建物群が大きな特徴だ。
各建物の色の使い方もメリハリが効いていて鮮やかである。

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空港内に停車している車両類もタクシーやバス、車の色使いも良くできていて、着陸機からの視点も華やかだ。

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テクスチャの解像度も必要な個所のみ上げており、細い線もしっかり出ている。

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周りの特徴

平野部にあるが、適度な丘や自然な形で森林がある。
筆者環境はFTX Global Base/Vector/Open LC EU等が入っているが、遠くまで平野が綺麗に表示される。
OpenLC EUが入っている場合は、この辺りが利点だ。テクスチャ以外にもこういった点でヨーロッパ全体が改善される。

空港内の草は、刈った跡が綺麗な作りだ。

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空港からプラハ市内に伸びる道や付近の木々もばっちりだ。

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ボーディングブリッヂの特徴

2016年のアドオンとしては、平均レベル以上のものブリッヂが作られている。
この空港では2つのタイプが少なくともあるようだ。まずはガラス張りのタイプ。
テクスチャのみで終わらせず、モデリングが細かいところまで行われている。

フライトシミュレータとして、コックピットから見える部分は細かい作りで、空からしか見えなない部分は軽くなるようになっている。

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もうひとつはこちら。広告のテクスチャは解像度が高く、ぼやけていない。ハッキリとしたテクスチャだ。

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立体的な地面

これもここ1~2年ほどのアドオンの流行りであるが、空港施設内の地面の高さが立体的になっている。また、その構成する土手の部分もエッジがしっかりしているのだ。

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こちらも同じ場所を別な角度から見たところだ。

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最後に

今回紹介した「MEGA AIRPORT PRAGUE」は、珍しく!?オフィシャルの動画よりも、実際に見てみた方が綺麗に見えた。
ヨーロッパを中心に飛んでいる方は、ぜひ本アドオンをお薦めしたい。

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