概要
今回紹介するアドオンは、AEROSOFTの「GREENLAND – NUUK X」だ。
執筆時点で、FSX、FSX steam版、Prepar3D v2/v3に対応している。
※本記事初版は2016年3月3日となる。
ヌーク空港とは?
デンマーク領のグリーンランドにある空港である。
本記事ではA320が駐機しているすくりーんしょっとがいくつかあるが、滑走路が950mほどしかなくジェット機が利用できない小さいな空港だ。グリーンランドの人口の1/4がこの地域に住んでいるとのことだ。
実際の場所はこちらだ。以前、紹介した「スヴァールバル空港」よりも緯度は低い。
動画
オフィシャルの動画がこちらだ。
筆者が実際に飛行してみた動画がこちらとなる。
詳細
本アドオンでは空港周りのランドクラスを含んでいるが、このように起伏に富んだ地形が再現されている。
またグリーランドの自治政府の首都であるヌークの街並みも再現されている。
ヌークの街並みは細かく作り込まれており、多くのランドマークが点在する。
10cm/pixelのテクスチャがヌークの周りに使われているので細かい道や脇の岩肌、草等が空からでもハッキリと確認できる。
他のアドオンとの大きな違いは流氷であると思う。空港の周りの海にはいくつもの流氷が浮いおり高緯度地域の雰囲気を盛り上げてくれる。
前述のランドクラスにより作り込まれた細かい凸凹がしっかりと見える。
それほど広い地域が収録されているわけではないが、本アドオンは実は4GB程度の容量がある比較的大きなサイズのアドオンだ。
その分、密度の高いものとなっている。
格納庫には、デ・ハビランド・カナダ DHC-7が入っている。
実際に定期便では同機が使われているようだ。
最後に
北の海岸をVFRで飛ぶアドオンの一本として「GREENLAND – NUUK X」を導入してみてはどうだろうか?