PFPX その3 Navigraphのデータ登録

概要

前回の続き。PFPXのオプションで確認したデータベースをアップデートする。
※初版は2013年8月31日となる。
※2015年10月31日 ルート更新について改版した。

 

データベースとは?

PFPXの紹介にも書かれているが3rdパーティ製のSIT/STARS等のデータベースを取り込むことができる。

 

PFPX用Navigraphデータ導入

まずは「Navigraph FMS Data」の記事を参照して、PFPX用のAIRACデータを更新する。
当然のことながら、航空機側もAIRACを合わせておく。
続いてPFPXを起動するのだが、その前にPFPX自体に標準で含まれているデータを見るとこのようになっている。※PFPX v1.03時

capt_0003_20130831222835227.jpg

個別にAIRACをインストールする場合はこのようになる。

capt_0004_201308312229214f4.jpg

PFPX用のFMSデータの導入先は自動的に選択される。
家庭のパソコンで複数アカウントを使っている人は少ないと思うが、アカウント間で共有できるフォルダに導入される。

capt_0005_20130831222923f9a.jpg

次はフルインストールしか選択肢がない。あとは指示に従って導入するだけだ。
capt_0006_20130831222924c50.jpg

いよいよPFPXを起動する。すると、メッセージボックスが表示される。
AIRACの更新のたびに同様の画面が毎回表示されることとなる。

既にあるルートが正しいかルートかチェックをしてくれる。
無効なルートを利用しても意味がないので「はい」を選択する。

capt_0009_201308312233425aa.jpg

PMDGのFMCデータ更新は何が変わったのかよくわからないことが多いがPFPXではこのチェックが走ると何が変わったのかわかる。
2015年10月31日時点の場合、9040個のルートの更新とチェックが走った。

pfpxup01

各ルートは最後に更新された日付が記録されている。
また、既に存在しないFIX等がある場合は有効期限切れとなるようだ。
pfpxup02-1

チェック後は期限切れのものだけが選択されているので、画面下のDeleteボタンを押すだけだ。

pfpxup02

これらは当然のことながら、日本も含まれる。
RJTT-RJBBの間の例がこれだ。2013年の例だが夏に変わったものが反映されている。

capt_0015_20130831230121df9.jpg

チェックが終わったら、Closeをクリックする。
capt_0013a.jpg

Navigraph導入前(デフォルトDB)と導入後(AIRAC1309)の比較となる。
大きな違いは下記の通りとなるルートデータベースがゼロから9041に増えたのが大きいだろう。

changelog.png

 

次回

次回以降は下記の内容を書く予定だ。

  • フライトプラン作成とブリーフィングパッケージの作成
  • PMDG B737へのルート取りこみ
  • その他
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