Prepar3D v3 その5 リビジョンアップ v3.4編

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概要

今回は2016年9月20日(日本時間)にリリースされたロッキードマーチン社(LM社)のPrepar3D v3.4について記載する。
Prepar3D v3.Xの総合情報はその1を確認いただきたい。
本記事では差分情報について記載する。
※初版は2016年9月20日となる。
※2017年2月2日 v3.4 Hotfix 3(3.4.22.19868)について追記

 

Prepar3D v3.4では何が変わった?

詳細のリストは、オフィシャルの情報を確認いただきたい。
例によって、筆者が注目した点について下記にピックアップして記載する。
今回もバグフィックスや細かい改善が多数なされている。
毎度同じことを書くが、「FSXより安定しているのに、さらに安定している」といった状態だ。
利用している人にとっては今さらだがFSXに戻る理由はない。これに尽きるだろう。

  • VR対応
    HTC Viveのサポートが本バージョンから始まった。
    またOculus RiftもVer1.0より前でサポートが止まっていたが、今回はVer1.7に対応するようになった。
    p3dv3401Prepar3Dを起動すると自動でSteamVRも稼働する。
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    切り替えは右クリックメニューから「Virtual Reality」を選択し、2つのメニューから選ぶだけだ。
    HTC ViveでもOculus Cockpitを選択するようだ。
    ※筆者環境では両方のランタイムが入っているのが理由かもしれない。p3dv3407
    するとレンダリングがVRモードになる。
    現時点では、左右の目でズームの状態が違うなど正しく動かないこともあるようだ。
    リリースされたばかりであるため、今後のフィックスに期待しよう。
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  • Scaleformがマルチタッチに対応
    今後登場してくる機体次第ではあるが、Scaleformに対応したインターフェイスの場合はマルチタッチに対応している。
  • アバターの武装対応
    Professional Plusのみ対応だが、銃器の照準と発砲が可能になっている。
  • コントロールのRaw InputとDirect Inputの切り替え
    今まではDirectXのコントーポーネントであるDirect Inputのみ対応していたが、デバイスの生データであるRawInputの読み取りに対応している。
  • 静止画キャプチャの種類増加
    Vキーで今までもスクリーンキャプチャができたが、BMP、PNG、JPEG、TIFFに対応するようになった。
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  • ネットワーク・ビデオ・ストリーミングに対応
  • SimDirectorに複数機能追加
    FSXには無い同アプリだが、今回も複数機能が追加されている。
    訓練目的で利用する場合は注目する点だ。
  • マルチプレーヤーでの負傷
    アバターの武器使用機能の追加に伴い、武器による負傷する機能も追加された。
  • 岩国飛行場の追加
    羽田空港D滑走路、関空2本目、神戸空港を差し置いて、岩国が追加された。
    空母の件も同様だが、軍でのデスクトップ訓練等の利用で要望があったのではないかと推測される。その他、ランドルフ空軍基地も追加されている。これも訓練部隊が置かれた空軍基地である。
    ※軍用ではないが人気のトゥエンティナインパームズも追加された。岩国は、ORBXのFTX Global Vectorが入っている場合に空港北側の港部分が埋め立てられて表示されたりする。これはVectorにデータが無いものなので、やむを得ないだろう、
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インストールについて

その1「マイナービルドのアップデートについて」を参照。また各アドオンの対応状況もこちらを参照する。

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Hotfix 1

2016年11月8日にv3.4 Hotfix 1(3.4.14.18870)がリリースされた。
製品ダウンロードページから入手可能だ。
製品全体のリリースだが、アップデート方法は前述の通り。

既に導入されている場合もあるが、“.NET Framework 4.6.2”が今回のビルドから必須の要件となる。

3.4.9からのアップデートの場合は、今回は主にプログラムのアップデートであるため、Clientの再導入だけでも問題ない場合が多い。
しかし一部機体の”panel.cfg”の中身が今回は更新(誤記修正)されている。

  • Mooney_Bravo
  • beech_baron_58

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該当の機体を修正したい場合は、Contentの再導入も必要だ。
その場合、”Effects配下”、”Sounds配下”、”Simobjects配下”、”標準テクスチャ”に影響があるので、上書きして利用するアドオンを利用している場合は、再導入が必要になり作業が多くなる場合がある。

執筆時点では互換性によるクラッシュ防止のため、”ORBXのObject FLow”がロードするか確認を求められる。FTX Central 2からアップデートができるので対応版を適用する。

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“Active Sky 2016″は起動時に未対応のメッセージが表示される。
これらは毎回の通りだ。Build 6157以降(β版)で暫定対応している

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Hotfix 2

2016年12月20日にv3.4 Hotfix 2(3.4.18.19475)がリリースされた。
製品ダウンロードページから入手可能だ。
製品全体のリリースだが、アップデート方法は前述の通り。
動作条件はHotfix1と同様に“.NET Framework 4.6.2”が必須となる。

 

Hotfix 3

2017年2月2日にv3.4 Hotfix 3(3.4.22.19868)がリリースされた。
製品ダウンロードページから入手可能だ。
製品全体のリリースだが、アップデート方法は前述の通り。
動作条件はHotfix1・2と同様に“.NET Framework 4.6.2”が必須となる。

 

最後に

筆者の環境ではメジャーなアドオンでテストした限り、Active Skyシリーズのようにバージョンチェックをして意図して接続しない方式のもの以外は概ね問題なく動いた。
改良が多くなされたうえで、安定度も高いこのバージョンはお勧めだ。

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FSX / PREPAR3D
11 comments to “Prepar3D v3 その5 リビジョンアップ v3.4編”
  1. ZEPHYR~зефир~さん

    こんばんは。
    P3Dはアップデートについていくのがたいへんですねぇ。今回はClientだけにします。

    しか~し!P3Dをアップデートし終えて、以前から欲しかったEZdok Camera(1.18.7.)を導入してからさあ大変。
    たぶんsimconnectかな「50秒待ったけど繋がんねーよ。どうする?」みたいなメーッセージ。
    いろいろなところ探し回り、EXE.XMLに書き込まずfsuipc.iniに書き込めば良いような。
    そちらは何とかなったのですが、EZdok Camera動作してるのにEvent Viewer見るとエラー吐きまくり!「ezca.exe 動作は停止しました。」ですって???。
    crash dumpのファイルが増えるばっかり、どうしたものでしょうか。
    P3DのVer3.4.14になって何か変わったのでしょうかねぇ。

    ZEPHYR~зефир~さんのEZdok Cameraは快調ですか?

  2. どうもです。私は一応動いてますが、20回に1回は起動時から動かないときがあります。それと機体のリロード時に調子わるいきもします。fsuipcは特にいじってないですね。まずはxmlに書かずp3d起動後に手動ezdok起動で切り分けがいいと思います。それで動いたら、解決するまで手動起動で。

  3. 了解! です。
    XMLはTrueにして、手動起動してみます。
    ただ、動くんですよ、普通に。動いているのにエラーってねぇ。(エラーメッセージ 例外コード0x0000005 ・・・ 見ても???)
    見えないところでのdll、メモリーのコンフリクトなのでしょうか。
    しばらくはエラーメッセージ、crash dump file消去しながら使ってみます。
    アップデートで直ればいいなぁ。(切実な期待。)

  4. ZEPHYR~зефир~さん

    自己解決しました!って報告したかったのですが・・・。
    ン~、完全ではありませんがなんとか切り抜けそうです。
    似たような方がForumに上がってまして、「ああ、なるほどなぁ その手があったか。」ってな感じでした。URLを勝手に貼るとよろしくないかなと思うので、お暇な時にでもメールいただければと思います。
    ZEPHYR~зефир~さんならもう知っているかと思いますが・・・。

  5. はじめまして。
    いつもHPで勉強させて頂いています。

    こちらで知ったPrepar3Dを購入し、FSXではあり得なかった世界にただただ感動しております。
    ところで、最近V3.4を導入しようと思って本HPを読んだのですが、アンインストールが必要とのこと。
    Setup.exeを起動するためには、以下の4つのプログラムをアンインストールするという理解で宜しいでしょうか。(自分のバージョンは3.4.9.18400です。)
    Prepar3D V3 Content
    Prepar3D V3 Professional
    Prepar3D V3 Professional Client
    Prepar3D V3 Scenery

    ここから質問なのですが、ご教示いただけますでしょうか。
    アンインストールによって、インストールしていたアドオンは全て初期状態になりますでしょうか。
    PMDG-777、ORBX Global BASE、テクノブレインRJTT、RJBB、RJCC等入れています。
    お手数をお掛けしますが、宜しくお願い致します。

  6. 今3.3を使っているのであれば、Prepar3D V3 Professional Clientだけアンインストールして、Prepar3D V3 Professional Clientを入れれば問題ないと思います。
    それ以外は場合によります。

  7. ZEPHYR~зефир~さん、ご回答ありがとうございました。
    今現在のバージョンは、「3.4.9.18400」ですがClientのみのアンインストール、再インストールで良いという理解でよろしいでしょうか。
    何度も申し訳ございません。
    ご教示ください。

  8. まずは試してみることです。使っている環境やアドオンによっては壊れることもあります。
    これは本人が試してみるしかありません。
    石橋を叩かなくてもいいように、普段からバックアップを採っておくのが大事です。
    http://simlab.wp-x.jp/?p=1271

  9. ZEPHYR~зефир~さん、返信が遅れ申し訳ありません。
    ご回答ありがとうございました。
    仰る通り、やってみます。
    性格上、どうしても怖かったので質問させて頂きましたが、環境が違えば結果も変わってくるわけですし・・・。
    ありがとうございました。

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