VR用HMD “Oculus Rift DK2”

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概要

今回は紹介するのは、Oculus Rift DK2だ。
「SONYのHMDをお店で見たことある!」という人も多いと思うが、ヴァーチャルリアリティ用のHMDは何が違うのだろうか。
※本記事の初版は、2015年2月1日となる。
※2016年1月17日 現状とDCS 1.5.2による動画を追加。

 

違い

2chの専門スレッド“【HMD】Oculus Rift Part15【Tracking】”289さんの画像を引用させていただく。
非常にわかりやすい例えになっている。
※285は私です。再アップありがとうございました。

ordk02例えばSONYのHMZ-T3Wは、視野角が45度だ。数メートル離れた位置にある大画面を見るイメージとなる。
ではOculusRift DK2はというと、視野角が100度程度だ。
さらにヘッドトラッキングもある。そのため視界は動かせるため、バイクやカートのヘルメットをかぶってその世界にいるのと同じように感じることができる。

 

DK2とは?

Oculus Riftは製品版がまだリリースされていない。
DK2とは”Development Kit 2″であくまで開発者向けの位置づけになっている。
そのため開発者登録が必要だった。また購入したものは基本的に転売等は禁止されている。

 

製品版は?

DK2の次は、製品として購入が可能で2016年1月より予約が開始されている。
送料込みで約9万円となっている。高いという意見もあるが、ドルで考えるとiPhone6とさほど変わらない価格$599+送料だ。
予約開始から3時間ほどで3月末出荷分が終わり、次の5月のロット分になったようだ。
※1月17日時点での予約による出荷時期は7月予定。

 

 

航空宇宙好き注目のOculus関連プロジェクト

筆者が既に15ユーロ投資をしてしまったのがKickStarterで資金調達しているこのプロジェクトだ。

kickstarter

なんとアポロ11号の月面着陸のミッションを宇宙飛行士の目線で追体験をできるのだ。
現在はデモ版があるので、少し楽しむことができる。筆者のお気に入りのソフトの一つだ。

 

ゲーム・シミュレータの対応は?

メーカーが公式に対応しているソフトは少ない。
当たり前だが、DK2自体が製品版ではないからだ。
初期のころは有志が作成したプラグイン等で実現するものが多かったが、最近はメーカーが対応しているものも増えてきている。

Prepa3D v3.0からはシミュレータ自身がOculus Riftに公式対応しているが、最新ランタイムに執筆時点で対応できていない状態だ。結果的にWindows 10ユーザーは対応待ちとなっている。
しかしFlyInsideというサードパーティ製のプラグインがDK2に対応しているので公式対応でなくても利用可能だ。

 

フライトシミュレータでの使い勝手は?

Prepar3D v2.5付属のF-22で飛行をしてみたが、キャノピー内で後ろを振り向い時の体感がリアルだ。
また背面飛行で流れる景色も気持ち良い。
コックピット内の計器はスイッチ一つ一つが凸凹しており、コックピットの中にいるような描写だ。

しかし弱点もある。両目それぞれの解像度がPCディスプレイの半分のため、計器は読みにくい。
PFDのようなものは2Dパネルで表示する必要があるだろう。

また、DCS v1.5.2で2016年1月17日時点の最新ランタイムv0.8で飛行した動画がこちらだ。
実際はこれが立体に表示されている。
フルHD画面を半分に切って左右に表示してるため、解像度的には低めだが、空母着艦のシーナリー程度なら問題なく利用できた。アナログ計器で針が大きく見やすいからだ。

「体感」はすさまじい。下の動画を見ると大げさに見えるかもしれないが、実際に体験するとその通りなのだ。
ジェットコースター系のソフトを体験するとイスに座っているだけなのに、反射なのか内蔵が浮かぶような感触が来る。
外に面したエレベータで扉側見た時はなんてことないのに、景色を見ると胃があがる感じがあるがそれと近い。

このソフトは現在、steamで販売されている。

 

注文から発送まで

2015年1月の中旬の時点でDK2を注文して家に到着するまで、12日ほどかかった。
※現在はDK2の注文はできない。

段ボール箱で到着したが、中にもう一つ緩衝部材を介して箱がさらに入っていた。
この中身もスポンジ系の部材で満たされている。

中身はこんな感じだ。

トラッキングデバイスこれ。ディスプレイの上に設置する。

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HMDの裏側。
スマホ用のディスプレイにレンズを向けて、描画を分割して表示している。ただそれだけだ。
逆にそれが理由で350ドルという低価格(製品版は機能や解像度が増えて599ドル)が実現できている。

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