フライトルート概要です。
私達はフリーウェアのRouteFinder(finder.asalink.net)によって算出されたルートに沿って飛びます。
CYZD - dto - OO - v98 - REEDO - j586 - MSS - star - CYUL
私達はランウェイ15から離陸します。CYZDにはSID(標準計器出発方式)がありませんが、STAR(標準到着経路)を利用して着陸します。私達が使用するSTARはCYULのHABBS3です。
ILSアプローチを実行し、CYULのランウェイ06Lに着陸します。
最初にMJC8 Q400のポーター航空(POE)のリペイントを選択し、CYZDにフリーフライトから出現します。
そしてメインエントリーをオープン(Shift+E)し、乗客を乗せるようにします。
通常、GPU(地上動力設備)は既に接続されています。(もしそうでない場合、あなたはFMSからGPUを要求できます。DATA/SERVICESメニューか、APUを始動させてください)
※注: GPUを利用しないなら機体のAPU(補助動力装置)を使いなさいという意味です。GPUはエンジンを始動すると自動的に切断されるようにアドオンが作られています。
あなたは保存された状態"CYZD-CYUL Sample Flight"をロードすることもできます。
※注: 通常のフライトの場合は、本サンプルフライトと違う状態となっている場合があるためロードしましょう。
※注:
MJC8 Q400インストール先のSimObjects\Airplanes\mjc8q400\doc\sample_flight\Situation\にある3つのファイルを
FSX/Prepar3Dのフライト保存先(Documents\Flight
Simulator X Files" "Documents\Prepar3D v2 Files"等)にコピーします。
私達は、機体の設定を行うためのアプリケーション"MJC84 Control Panel"を使用することになります。
MJC
8Q400の機体が地上にいる状態で、FSXのバックグラウンドで本アプリを起動することを覚えておいてください。
追加の要求データである燃料、乗客、そしてバッグはディスパッチリリースからデリバリーされます。
そして、積荷目録(搭載貨物リスト)はランプかゲートの要員からあなたのフライトアテンダントに渡されます。
これは納品のためのフライトです。モントリオールにいる納品先の顧客に会うためにマジェスティックの社員を何人か載せます。
ですから、私達はカーゴの中にある数百ポンドの荷物と30人の乗客を乗せることになります。
1時間のフライトの当たりの平均的な燃料消費は1つのエンジンで1250lbsです。(2つで2500lbs)
モントリオールにいる顧客への納品を祝うためのプランとして、私達は複数の燃料タンクに積みこむのです。
※注:
lbs=ポンド。1.0lbsは0.45kg程度です。0.5kgで簡易計算すると暗算しやすい。
荷物の積載
前方貨物室には600lbsの乗客の旅行カバンがあり、後方区画には200lbsの会社のTシャツとお土産等があります。
将来の利用として、もしあなたが前方貨物室(FWD)と後方区画(AFT)の荷物の数量を計測するのに使うならば、DAA欄は利用されません。
それから前方貨物室の最大積載重量は908lbsで、後方区画は3,619lbsになります。
乗客の積載
私達はOBセクションに16人、ODセクションに14人の合計30人の乗客を載せます。
Q400の乗客積載は、CoG(重心位置)計算により適切に決定された4つのセクションに分けます。
あなたはEFISページのLoad Manager
Configuration
ツール上で、KgかLbのどちらが選択されているか注意しなければなりません。あなたは4つそれぞれに積載できる最大乗客数の制限にも注意する必要があります。
※注: 気圧(ATMOSPHERIC PRESURE)もhPa(ヘクトパスカル)とIn(水銀柱の高さインチ)の変更ができます。
飛行する国によって変わるので確認を行う事。本フライトはカナダ国内なのでlbsとInを使用します。
乾燥運用重量 - Dry Operating Mass (DOM)
乾燥運用重量 - DOM (Dry operating Mass-The DOM (Dry operating Mass) は、DOI (Dry
Operating IndexもしくはBOI (Basic Operating Index) が94.6ならば標準運用重量- BOW (Basic Operating
Weight)として知られる40,639lbsです。
ユーザーが特定の航空会社のSOPに合わせて変更したい場合、これは調整可能となります。
燃料の積載
私達は既にこの飛行行程のための燃料について議論を終えています。(そしてモントリオールでは燃料は恐らくより安い)
Q400で最大で許可される離陸時の燃料は11,724lbsです。しかし、このCYZDからCYULの飛行行程はたった約2600lbs程度で済みます。フライトの全フェーズの燃料ですが、私達は200lbsを追加します。併せて2800lbsです。
予備と天候やエンルート。目的地の指数ではないもの、代替飛行場や空中待機で利用を想定した15分の燃料です。
そして発生する出来事を意識して、燃料を積載するのです。
重量とバランスを計算するために、TO/FUELとTRIP FUELを入力しCALCULATE をクリックします。
次のブロックは、航空会社によって航空機の重量等に基づいて変えられた機体のパフォーマンスと構造重量のデータ定義です。
MAX TOM - Max Takeoff Mass もしくは MTOW - Max Takeoff Weight(最大離陸重量)
MAX LM -
Max Landing Mass もしくは MLW - Max Landing Weight (最大着陸重量)
MAX ZFM - Max Zero
Fuel Mass もしくは MZFW - Max Zero Fuel Weight.(最大無燃料重量)
一度、明るい青い色の選択可能なCALCULATEボタンを確認して完了する必要があります。
※注: 基本的に値を入力した際・変えた際は常にCALUCULATEをクリックして確認する。
もしそれらの値が適切に機体のCG限界値に縛られている場合、
計算値はバッグや乗客、燃料等、Load
Managerから与えられた最終重量とバランスに基づきます。
Useful Load
Useful Loadセクションは、乗客や荷物の区画を小分けして私達に与えてくるものです。
私達は最大PAX積載は5608lbsということが分かります。それから最大BAG(荷物容量)は800lbsです。
それらは合計で6408lbsのペイロードであることを教えてくれます。
私達は必要であるならば追加で6029lbsをさらに積載することが許可されます。
最終重量とバランス
最終重量とバランスはインデックスとMAC%に関連付けられたZFM/ZFW、TOM/TOW、LM/LWとして示されます。
右側には、あなたが積載シートと共にするグラフィカルに表現された(AFT、CENTER、もしくはFWDに寄った)CoGの位置です。
例から分かるのは、CoGがセンター付近にあることです。
そこで我々は"SEND DATA TO FLIGHTSIM"ボタンを押して、航空機のコンフィギュレーションを決定し関連づけることができます。MJC8
Q400 Control Panelを閉じて、コックピットの準備を開始するようにFSX/Prepar3Dに切り替えます。
私たちは、離陸重量は58771lbsになるだろうと判断した。CYZDは大きい空港ではないので、我々が100ポンド以上をタキシングで燃焼させる可能性はありません。私は59000
lbsのため離陸重量の数値を使用するつもりです。
これらの数値は、マニュアルに記載された離陸/着陸のデータからアクセスすることができます
またはAuraSim
Instruments moduleを使用します。(クイックリファレンスデータのために非常に便利なツールです)
このチュートリアルでは、マニュアルに記載され離陸チャートを使用します。
あなたは段階的に500
lbs/1000lbsでその重みを増やすいくつかのグラフとは異なることに気付くでしょう。
※注: チャートによって500単位と1000単位のものがあるという事。
同時にこれは離陸速度が良好であるために範囲を反映しています。そのため59000
lbsとします。
57000 lbsを見てください。ラインとそれらの速度が良好であることを決定することができます。
※注: 59,000LBに近いのは表では57,000LBであるという意味。
CYZDでの上昇項目は2000フィートの下なので0を選択します。そして温度は13℃です。
※注: FLAPS
5度のVr/V2の表では気温が摂氏20度かそれ以下(表左半分)、摂氏20度以上で(右側半分)となる。
これは私達に124KTS(ノット)のV1/VRを提供します。
V2は127 KTS、VFRIは137 KTS、VCLIMBは148
KTSとなります。
※注: V2=
安全離陸速度となる。VFRI=フラップ上げはこの速度より上の時 となる。VCLIMB=上昇時の速度。
Takeoff chart
今このデータは、かなりシンプルで簡単にPFDに入力されている必要があります。
機長側と副操縦士側の両方のPFD上のスピードバグ参照を更新する必要があります。
グレアシールド下の左最上部の隅にある、クリックした時にV1スピードバグインジケータがハイライトになるSELボタンです。次にSELノブを回して希望する速度基準を選択します。
※注: 画像左赤枠 左: SELボタン 右:SELノブ
※注: 画像中央赤枠: スピードバグインジケータ
ご覧のように、あなたを間違った値を入力した場合、あなたは単純にSELボタンを押して所望のVの設定・値の変更をできます。
※注: V1, VR,
V2の他に▲△があります。後述の画面を見るとここにVClimb(上昇速度)を入力しているようです。
これらはただの目印です。▲にVFRIを入力してフラップの格納タイミングを確認し、△にVClimbを入力して上昇速度を維持するパイロットもいるようです。折角、算出しているので訳者は両方入力します。
DH/MDA の設定
次のステップでは、意思決定高度(DH-デシジョン・ハイト)またはMDA(最低降下高度)を設定します。
これはBARO SETノブの下に配置されています。
(これは、選択した設定である場合はMDAにノブを切り替える必要があります)
DH/MDAのノブは単に左右のクリックすることで設定可能です。設定されていない場合は高度アラートの音声は鳴りません。
※注: DH/MDAのスイッチは2軸にになっており、外側のリングでDH/MDA切替、内側で値を入力します。
高度の設定
高度設定ノブは、スピードバグノブの下に位置します。
※注: BARO SETのノブこと
右クリックはkohlmanウインドウの値を大きくする一方、左クリックでは値が低下します。
※注: 気圧を入力するという事。結果、高度計が補正された値で表示される。
例: QNH(高度計規正値)が QNE
(国際標準大気)と同じ場合は=29.91 In=1013hpa。
(ドアが開いている場合)ARCDUをオンにすると、デフォルトのアナウンスシナリオを開始します。
あなたは、いくつかの音楽が聞こえてくるはずです。今私達は、FMSをプログラムする準備が整いました。
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ON / OFF(※注:
ENTERの上のON|OFF DIMM)ボタンを押すと、FMSがオンになります。 短いテストシーケンスの後、FMSは使用可能な状態になります。 FMSで示す初期位置を確認するために"Accept"を押します。 |
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"FPL"ボタンを押し、フライトプランに入ります。 最初の行(※注: LSK1)を選択し、出発空港名(CYZD)を入力します。選択を確認するために2度ENTERを押します。あなたはポップアップウィンドウを表示するために、FMSの画面をクリックすることができます。 ※注: 3DコックピットのFMSの液晶部分をクリックすると、2Dのパネルが起動します。 ※注: LSK = Line Select Key 左から始まり右で数字が終わる。機種により数え方が異なる。 |
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飛行計画で2番目の点(OO)を入力するために第2行を選択します。 あなたはEnterキーを押して入力を確定した場合、FMSは、概要ページが表示されます。 ※注: 既に2行目が選択されている場合はLSK2をクリックする必要はありません。 |
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与えられた名前に複数のポイントが存在している場合、いくつかのページが表示されます。あなたが前とNEXTボタンを押して、正しいものを選択することができます。 Enterキーを押すか、LSK5で"Accept"します。 デフォルトでは最初のページには、飛行計画の最後の点に最も近い点を示しています。 ※注: OOといったような同名Fixは世界中に存在しますが、連続した経路を入力する場合は近いものを選択するはずです。地球の裏側のFixを選ぶ必要はありません。結果的には近いものが最初に表示されていますので 通常はAcceptだけです。 ※注: ロンドンは東経西経0度。神戸は東経135度。北半球は北緯。 南半球は南緯と言った国内でよく知られている値を基準に「ここよりは東」「ここよりは西」といった考え方もお勧めです。 |
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次に私達はポイント(REEDO)に至る航空路V98を経路として取る必要があります。 ※ソフトに標準で付属のAIRACデータには含まれていますが、2017年11月現在の最新版では存在しません。利用したい場合や代替の入力経路はインターネットで最新の情報を確認してみてください。 リストを押してください。そして二行目(※注: LSK7)を選択します。 Listをクリックします。 ※注: 前画面の後、3行目が選択されている必要があります。されていない場合はLSK10の"RTN"で戻って改めて選択をします。 ※注: Listをクリックすると今入力したFixの次の項目をLineセレクトしなくても続けて入力できます。 |
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現在の位置から航空路の一覧を表示します。 ここで、私達は3つの航空路を持っていますが、必要とするのは#3です。 テンキーで3を入力し、Enterキーを押します。 ※注: Navigraph等でFMSデータの更新をしている場合は航空路の選択肢が違う場合があります。サイクル1404では2つの項目があり、#2がV98となっていました。 |
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今、最終的なポイントを選択します。
REEDOは#12です。12を入力し、Enterキーを押します。 |
![]() | FMSは必要なウェイポイントを追加し、ルートV89をとるフライトプランの一部を挿入します。 |
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ポイントMSSの隣に航空路j586を挿入します。 そのためにフライトプランで次の空白行(※注: REEDOOの次の行)を選択します。 FPLのキーを押してからMENUを押します。そしてLSK9(ARRIVE)をクリックします。 ※注: FPL画面の配下のFPL-MENUに移動する。原文は一部説明が前後して読み取れないので、本項に移した。 |
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LSK6(ARRIVE)に到着空港(CYUL)を入力しENTERキーを押します。 LSK5 "ACCEPT"します。 次に滑走路の一覧を表示するために、LSK7(RUNWAY)をクリックします。 一覧の中に滑走路06Lが#1にあるので、1を入力しEnterキーを押します。 ※注: 原文ではLSK9と書かれているが間違い。 ※注: 原文は一部説明が前後して読み取れないので、本項に移した。 また、操作が示されていないので加筆した。 |
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STARの HABBS3(#4)を選択します。4を入力します。 ※注: Navigraph等でFMSデータの更新をしている場合は選択肢が違う場合があります。サイクル1404では#2がHABBS3となっていました。 |
![]() | 続けてHAABBSの左にトランジションとして、RWY06L用の#4を入力します。 |
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LSK9(APPR)を押し、アプローチを選択します(唯一の選択し1しか無い)。 終了です。LSK10(FPL)を押して、フライトプランの監査手続をします。 |
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今、私達はFMSに全体のフライトプランを持っています。 "NO LINK"と書かれた行のいくつかは削除されるべきではないものがあります。 行を削除するにはそれを選択し、2回LSK6(DEL)を押します。 アプローチクリアランスが得られた時に、STARとアプローチの間で"NOLINK"の行が常にあります。それは典型的に削除する必要があります。 私達の飛行の目的のために、すぐにそれを削除します。 ※注: Navigraph等でFMSデータの更新をしている場合は選択肢が違う場合があります。 ※注: PREVとNEXTを押して、FPL 2/5のページを1~5まで確認します。着陸滑走路ののすぐ後の"NO LINK"とHOLDパターン後の"NO LINK"の2つ以外を全て削除します。 |
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RWY06Lエントリの後の"NO
LINK"行は削除されるべきではありません。 ミスド・アプローチが選択されている場合はFMSは自動的に削除します。 また、あなたはXULTAウェイポイントが二度、前に表示されていることに気付きますが、"I06L"の前後にある可能性があります。多くの場合「サンドイッチ」と呼ばれ、この配置は常に存在し、検証する必要があります。 時には、いくつかの特定のSTARの組み合わせを使用してサンドイッチに近づいた時には、この場合、最初のアプローチウェイポイントはアプローチの前に手動で入力する必要があり、表示されません。 |
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ナビゲーションページを表示するにはNAVボタンを押してください。 FROMとTOポイントが正しく表示されていることを確認します。 次のウェイポイントを表示する必要があります。 ※注: 現在はCYZDの空港におり、次のポイントはOOという意味。 |
ドア(SHIFT +
E)を閉じます。
※注: Main Exit Closingと画面左上に赤い文字で表示される。表示されない場合は既に閉じている。
前輪のステアリングをオフにします。
※注: プッシュバックされる時はオフにします。
オーバーヘッドのアンチコリジョンのRED(右クリック)とポジションライトのスイッチ、乗客用のサイン(シートベルトと禁煙)をオンにします。
そしてプッシュバックをリクエストします。
そのためには、"DATA"キーと"SERVICES"を選択します。
右サイドボタンLSK6からLSK9でプッシュバックすることに専念します。
LSK6(ストレート)を押してプッシュバックを要求します。プッシュシナリオが開始されます。
あなたは、機長とグランドクルー間の会話が聞こえます。グラウンドクルーとの通信は機長側のコンソールに光信号が出されます。(画像内2のライト)。
その後パーキングブレーキを解除するように要求されます。それからプッシュバック中に第2エンジンを開始します。
LSK7/LSK8でプッシュバック中に右折/左折ができ、LSK9(END)で終了しを停止します。
※注:
原文での記載漏れだが、ENDをしたらパーキングブレーキを必ず入れること。後々の手順で解除が記載されているが忘れてしまうと、特定手順の際に前に走り出してしまう事がある。また実際はプッシュバック完了時のトーイングカー切り離しの際に地上要員からパーキングブレーキを指示される。
あなたは(画像内3のマーク)をクリックして、ヨークを非表示にすることができます。
(1)第2エンジンのスタートのためにイグニッションノブをNORMに回して選択します。
(2)第2エンジンをSELECTスイッチで選択します。
(3)STARTボタンを押すと、第2エンジンを始動します。
※注: 左の翼のエンジンが第1。右の翼が第1エンジンとなります。
一般的にマウスの右クリックは右/上/時計回りにスイッチ/つまみを移動します。
左クリックは左/下方向/反時計回りに移動します。
スイッチは2つの位置のみを有する場合には、左右のクリックは、同じ効果を有するでしょう。
第2エンジンがスタートするまでは、SELECTスイッチは右のままにします。
スターターを活性化するためにスタートボタンを押した後、右コンディションレバー(※注:
第2エンジン用の事)をSTART&FEATHERの位置に動かします。
※注: 第2エンジンを始動すると右側の2つの回転計と温度計が上昇していきます。
"NH"と"ITT"が緑色の領域に入るまで始動を待ちます。
PROPはSTART/FEATHERの位置では緑のゾーンには達しませんが上昇します。
※注: 第2エンジンから始動するのは、パーキングブレーキの油圧系統が同エンジン側にあるためと考えられます。
※注: NH=Hight
pressure compressorの回転数。NL=Low pressure compressorの回転数。ITT=Indicated Turbine
Temperature。
SELECTスイッチを中立位置に戻してます。※注:
1と2の間
その後、エンジン#1を開始することができます。
同様に第1エンジンのイグニッションノブをNORMに回し、SELECTで1を選択。
STARTを押し始動仕切ったら、SELECTを中立に戻します。なお第1エンジンは画像で左側の計器表示です。
大雪の状態の時は、エンジンの吸気口は雪で詰まりエンジンが始動しません。
空気がナセルの下にある小さな入口でエンジンに取得できるようにバイパスドア(オーバーヘッドのICE
PROTECTIONにあるエンジンインテイク)を開きます。
両エンジンが開始され、プロペラが約220回転しています。
※注: PROP RPMの値を確認。訳者の環境では実測値で210回転であった。
コンディションレバーをMAXに設定します。
エンジンはタクシーのための正しい割合である660
rpmでスプールします。
GPU(※注: 地上パワーユニット)はエンジンが440回転に達すると直ぐに切断されます。
*1 Condition Lever(エンジンNo.1とNo.2)をSTART&FEATHERからMAXにする。
EXT PWR(外部電源)のスイッチをオフにし、タクシーのライトのスイッチをオンにします。
※注: 画像追加
前輪のステアリングをオンにします。
※注: 本チャートリアルでは、原文でこれをOFFに戻すタイミングが書かれておらず、最後までこのままになっています。
PTUとスタンバイ油圧ポンプをオンにします。
両方の予備(AUX)燃料ポンプをオンにします。
AUTO FEATHERを選択します。
スポイラーフライト/タクシースイッチをTAXIに選択します。
設定によってステアリング·チラーはマウスによって、またはエルロン軸・スポイラー軸(推奨設定)のいずれかによって制御することができます。
ステアリングは40kts以下の時に効果的です。
またラダーを利用することによって、前輪の8度以内に回すことができます。
ステアリング·チラーは各方向に70度まで回せるように許可されています。
もし自動差推力が設定で有効になっている場合、PL(※注:
Power Levers=推力レバー)は差動推力を使用し、ターンを簡素化するために、別々に移動します。
※注: このあたりのタキシングでラダーで曲がり切れない時は、マウスでステアリング·チラーを持っても大きく回してみましょう。上記の通り制限値が大幅に違うので、誘導路はチラーの利用を考慮する必要があります。
地上走行を開始します。
パーキング·ブレーキを解除し、タキシング速度を制御するパワーレバーを使用してください。
PROPELLER GROUND RANGEがタキシングのレンジ内にあることを意味し、1と2が表示されていることを確認してください。
タクシーの間、ピトーヒーター(画像内1)およびアンチスキッドシステムのスイッチ(画像内3)のスイッチをオンにします。
※注釈: ピトーヒーターは3本全て対象。
そして全て高度計を29.97 Inに設定します。
※注: 機長・副操縦士のBARO SET及びセンターの水平儀についているBARO。29.97
Inは原文通り。国際標準大気圧の29.91 Inではない。この空港の実際の値を想定して意図して合わせる訓練としているようだ。
自動操縦装置を設定します。
PFD1のナビゲーションソースをFMS1にします。
パワーレバーの横にあるTO/GAボタンを押します。
これは9度のピッチとヘディング150度を指示したフライトディレクターバーをPFD上に出現させます。
ヘディング153度を入力。自動操縦パネルのHDGを押し、高度25000フィートを(ALTを回して)選択、"ALT
SEL"を押し、最後にヨーダンパーと係合する"YD"を押してください。
PFDトップラインは現在「GA、ALT
SELおよびHDG SEL」と表示されています。
※注: 高度25000フィートもPFD上で併せて確認する。画像はヘディング250度で設定前。
※注: 元の250度は誤記載。
オーバーヘッドにあるウィンドウヒーターをWINDSHIELDサブパネルから、左ノブを"WARM UP"、右側の"PLT SIDE
WDO/HT"スイッチをオンにします。もしウィンドウが曇る場合は、サイドウィンドウ側のデミストバルブをオープンします。(サイドウィンドウの下の小さなレバー)
PL(Power Levers)で速度を20KTS前後を維持しながら、ランウェイ15に向かいます。
シナリオのスタート地点から見て、機体のすぐ右後ろがランウェイ入口になります。
標準の設定では、ラダーペダルではほとんど曲がれません。
ランウェイに入るまではマウスでステアリングティラーをつかんで曲がりましょう。
タクシーの間、飛行制御を確認してください。
※注: 下記の赤枠内を見ながら、エレベータ・ラダー・エルロンの3舵が正しく動くことを確認します。
警告パネルが全て黒である必要があります。
※注: エラーが無いという事。
フラップを10度に設定します
ARCDU
LSK8ボタンを2秒以上保持することによってトランスポンダおよびTCASをアクティブにします。
"Take/Off Warn Test"をオン側に押します。
もし警告音が鳴らない場合は問題ありません。しかし、もし警告音が聞こえたら下記のリストをチェックします。
1)
エレベータートリムが白いインジケータの範囲にあること。そうではない場合、白い範囲に。
2) パーキングブレーキがオフであること。離陸(加速)するためにはブレーキをオフにする。
3) コンディションレバーがMAXであること。MAXに動かす。
4) フラップ角が5度~15度にセットされていること。
5) SPOILERSはTAXIであること。Flightではない。*このテストは次のステップの前にするからだ。
離陸前にスポイラーを"Flight"にセットします。
ランディングライトを2つON、タクシーライトをOFF。アンチコリジョンライトをWhite(白)にします。
※注: ここで滑走路に進入します。
Air
conditionパネルからBleed flowをMINにセット。
Bleed 1と2をオフ。
Windshield
heatをNORMに設定。
MFD2をNAVモードに切り替え。
※注: MFD2(副操縦士側のマルチファンクションディスプレイ)
右側のWX/TERRを押し、ウェザーレーダーのオーバーレイをアクティブ化する。
※注: 離陸時は 機長側がレーダー表示オフ、副操縦士側がオンの想定のようだ。
MFD左上のTERR ON/OFFを確認する事。
それからペデスタル上のウェザーレーダーをオンにする。
(ウォームアップに1分ほどかかり、MFD2上では青く表示される。)
ランウェイ15に入り、センターである153度に合わせます。
離陸:
ステアリングティラーが中央に配置されていることを確認し、CL(Control Lock)を解除(OFF)し、PL(Power Levers)をRATINGにセット。エンジンの回転数が1020rpmまで上がります。
※注:
右隣のCondition Lever(PROPと書かれている)もMAXにセットします。原文に記載無し。
Control
LockもCLのため間違えないこと。
離陸滑走中はラダーで機体を制御します。ステアリングティラーを使用しないでください。
Vr速度まで来た時に、9度までピッチを上げていきます。(毎秒3度以下より速くならないこと)
ギアを格納(UP)します。(※注: 本来は高度計右の昇降計がプラス方向であること確認してから)
1000フィートまでV2速度を維持し、それからAP(オートパイロット)をオンにします。
IASをAUTOPILOTパネルから選択し、ピッチホイール回転し、180ktsをターゲットスピードにセットします。
PFDの上部に表示されます。NAVを押し、LNAVガイダンスをアクティブ化します。
150ktsを超えた時にフラップを上げます。(0度)
続いてCondition Leverを900に戻します。
BLEEDをMAXにし、2つのBLEEDをオンにします。
ここで、あなたはラダートリムノブを利用することもできます。(ペデスタルのAFTパート)
スリップ/スキッドインジケータ(横滑り計)の調整のためです。
※注: 原文で詳細が省かれていますが、本フライトの練習ではセンターのままで良いと考えます。
上昇:
FL100(1万フィート)を通過する時、ランディングライト、シートベルトサインをオフにします。
そしてAltimetersを1013 hpa / 29.91 incに設定します。
※注:
QNE
(国際標準大気)=29.91 In=1013hpaの事。
AUX燃料ポンプと AUTOFEATHERをオフにします。
HYD及びPTUを2つオフにします。
あなたが着氷状態に遭遇した場合は、"ICE
PROTECTION"とエンジンディスプレイに表示されます。
防氷システムのAIRFRAME
MODE SELECTをSLOWにしてください。またPROPSをONにし、REF SPEEDSをINCRに切り替えます。
巡航高度(※注:
25000フィート)に達したら、Condition Leverを850に設定し、234kts(高速巡航)を維持するために推力を減します。この時点でVNAVをプログラムすることができます。
※注: ALT SELで指定した高度に近づくと目標高度と現在の高度が黄色で表示れます(左側)。
目標高度に到達するとALT
SELはALTに変わり、青色のインジケータに変わります。(右側)
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FMSのVNAVボタンを押し。LSK3を降下(ディセンド)したいポイント(HABBS)を選択します。 ※注: この画面の場合5を選択してENTERを押す。 それからENTERを数回押し、カーソルをTGT V/Sに移動します。 ENTERをこのフィールドに入力すると、FMSはクルーズモードに入ります。 ※注: 数字の入力はいらない。標準で入力されている-1800フィートで良いという意味。 |
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このモードでは、FMSは降下ポイント(TOD)のを計算します。 VNAVページはTODまでの距離(※注: マイル)と、それに到達するまてでの予想時間を示します。 |
TOD(降下開始ポイント)は、飛行経路上に表示される。(○印で)
あなたは飛行中に視覚的に飛行機をチェックすると、防氷装置が稼働しいてもいくつかの部品、すなわちプロペラスピナーとのFO(副操縦士)サイドウィンドウが除氷されていないことに気づくことができます。
TODに到達する2分前に、VNAVパスシンボルはPFD上に表示されます。
アプローチのための公表された高度3000フィートにALT
SELで設定します。
そして自動操縦パネルのVNAVボタンをクリックします。
※PFD上の右上にALTとVNAVの文字。そして高度計の左側にVの文字がピンク色で表示されていることを確認。
TODを通過したところでPFDの右上のALT表記がVNAV
PATHに変わり、高度計左側のVの下の線が下がるのが分かります。
併せて、高度計の右側の昇降計でマイナスの値を示します。設定通りの場合大よそ-1.8(-1800feet/min)です。
降下:
TODを通過した後、240ktsを維持するためにPL(Power
Levers)を減らします。
※注:
Flight/Idleの線に合わせましょう。PLを上げたままの場合は速度が上昇し速度警告の音声が鳴ります。
Decision Altitude
(DA)を設定します。(私達のケースの場合は60ft)
FL100(※注:
10000フィート)を通過する際、到着空港の気圧として29.97 Incを入力します。
シートベルトサイン及びランディングライトをONにします。
HABBSウェイポイントを通過する際に、我々はアプローチの準備を開始します。
※注:
ナビゲーション上を確認しましょう。上記の画像を見るとまだポイントは地図上にはレンジの変更を行っていない場合は表示されていないかもしれません。その場合右上を見るとHABBSまで距離マイルと到着する見込み分数が分かります。
Propeller 及びAirframe Deicing OFF
※注: 除氷をオンにしていた場合
Standby fuel
pumpsをON
PTUをON
AUXiliary Fuel Pumpsを2つON
GPWS flaps selector を15度にセット。
FMFCのNAVページにある"ARM
APPR"を選択し、
"TUNE APPR"を選択。これはNAV1に正しいILS周波数を設定します。
※注: 空港や着陸滑走路の設定から周波数を自動検索と入力が行われる。
FMSのアプローチモードをARM。
FORMATボタンを2秒以上押し、MFD上にCDIポインターを呼び出す。
※注:
呼び出されたら画面は、経路図から変わる。再度2秒以上FORMATを押すことで戻すこともできる。
そしてILSの進入方位である58度をCOURSEから入力する。同値はFMC上もしくは空港チャートで確認をします。
結果、滑走路へ進入する方角、ILS周波数(MHz)、距離(マイル)で表示されることを確認。
我々は現在アプローチの準備ができている。
まもなくHABBSを通過、FMSはアプローチモードに入る。
そしてVNAVもアプローチモードに切り替わる。
このようにシミュレートされたグライドスロープを示される。
そして我々がグライドスロープ高度を下回っている場合、自動的に切断される。
理論的には高度の選択が可能となる。VNAVを再実行し、完全で自動なFMS ILSアプローチを飛行する。
しかし、このチュートリアルの目的のために我々は、関連する自動操縦機能を実証するために、通常のILSアプローチを使用する。
※注: 本項は作業が無い。HABBS通過を待つだけだ。
VNAV切断されたら。VS(垂直速度)とALT
SELが3000ftでレベルオフ(水平飛行)されるように調整される。
※注:
高度系の左側の♦マークはグライドスロープの位置です。通常はこれが自分より高い位置にある状態で水平飛行していくと真ん中の位置に寄ってきます。一致したところから合わせたまま下って行くのです。
3000フィートでの水平飛行は空港チャートに書かれています。
※注:
同様に下段にはローカライザーのマークが出ています、現在は機体から右側に中心位置があるため、▼マークになっています。中心に寄ってくると♦マークに変わります。
HDGバグ(ヘディングの印)の現在へのヘディングに。"HDG"を押して、"HDG
SEL"モードを実行させる。
※注:
現在の方向をFMCが想定していた行程に沿っている「今機体が向いている方向」と読み取ったので向いている方向73度にしている。
NAV SOURCEからNAV1に切り替える。
そしてAPPRボタンをILSにインターセプトするために押す。
※注: PFD上部、LOC(ローカライザー)とGS(グライドスロープ)が表示される。
IASを押して解除する。※されている可能性がある。
PL(Power Levers)を使用して200kts下にスピードを低下させる。
フラップを5度に展開する。
ランディングライトのスイッチをオンにする。
※注: 降下時の作業として既に実施してしまっているので確認だけとした。
速度を180kts以下に落とす。
フラップを10度に展開し、ランディングギアをダウンさせる。
※注:
本工程の途中で警告音が鳴るかもしれない。ギアが降りきったタイミングで警告音が止まる。
1000フィートに近づいたらBLEEDのノブをOFF/MINにする。
"Condition Levers"をMAXにする。
そしてAPボタンを押すか、ヨークの赤いボタンを押してオートパイロットを解除する。
※駐: 最終は手動で着陸を行う。
ここからはPFDを見て、ローカライザーとグライドスロープを中心に持ってくるように操縦する。
着陸:
フラップを15度に展開する。
130 KTSの速度をPower
Leversで調整しながら維持する。
メインギアがタッチダウンするまで、アプローチパワーを維持し、その後、IDLEにする。
(「クリック」でFLT
IDLEゲートを通過する時に聞こえます。)
ノーズギアが接地し。地上で前脚が安定したらDISCに引き戻します。
※注: IDLEとDISCはPL(Power Levers)の位置の事
タッチダウンの後、フラップを格納し、Control
Lockをセットします。
CYUL6Lのような長い滑走路では逆推力を使用する必要はありません。
タキシーライトゲートまでアンチコリジョンライトをREDにします。
ランディングライトをオフにし、タクシーライトをオンにします。
ウェザーレーダーをStandbyにします。
スポイラーを"Taxi"にします。
Auxiliary fuel pumpsをオフにします。
ゲートに一度到着したら。パーキングブレーキを入れます。
Condition LeverをSTART&FEATHER , PL(Power Levers)をDISCにします。
Hydraulic PumpとPTUをオフにします。
30秒経過したら、Control LockをFUEL OFFにしてエンジンを切ります。
Thank you for releasing Q400, Majestic Software!
amazing
addon, good tutrial, nice forum. we can't live without your software.
"No. MJC8 Q400, No Life" :D
素晴らしい機体にチュートリアルを同梱してリリースし、私達を楽しませてくれたMajestic
Software社とそのスタッフの方々にユーザーのひとりとして感謝いたします。
またTwitterやフォーラム等でFSXやPrepar3Dについて助言を頂いた方、5年以上航空機についてご教示頂いたIL-2 1946の戦友達に感謝いたします。
下記の点について日本語への翻訳時に改編を行っています。ご了承ください。
・文字だけでは初心者には分かりにくい箇所があったため、多くの画像と説明を追加。
・タキシング前と滑走路侵入までひとまとめに書かれているので、セクション分けと追記を行う。
・誤植の修正や、画像の追加等を随時行っています。バージョン番号でご確認ください。
・Prepar3D v2利用者向けの内容を記載しています。
・画像ファイル名のaddXXは追加したファイル。changeXXはオリジナルを変更したものとなります。
Apr 20, 2014 Ver 1.0
初版
Apr 22, 2014 Ver 1.1
誤植修正・タキシング・エンジン始動等見直し
Apr 27, 2014 Ver 1.2
注釈追加。英語版にバックポート
Apr
30, 2014 Ver 1.3
開始時のコントロールロックの設定を追加
プッシュバック前にステアリングをオフにする設定を追加
注釈追加
Jun 15, 2014 Ver 1.4
注釈追加
テイクオフワーン・テストを追加
注釈追加
Nov 04, 2017 Ver 1.5
注釈追加
注釈を複数追加
Tranlated by Zephyr RU(M.S.),
http://splitflap.azurewebsites.net/
Original English Edition was released
by Majestic Software
http://majesticsoftware.com